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エディー・ジョーンズの「奇跡のレッスン」

 このブログは、バレーボールを考えようというテーマでやっていますが、時折、指導法やコーチングにも焦点をあてています。
 以前に、ブラジルのマルキーニョス氏が、中学男子バレーボールチームを指導するという企画が、「奇跡のレッスン」という番組で放送され、このブログでも紹介したところです。
 今回は、同番組「奇跡のレッスン」にて、かつてラグビー日本代表を強化し、ワールドカップで強豪南アフリカチームに歴史的な勝利をした、エディー・ジョーンズ氏が、日本の高校生ラグビーチームを指導した回がありました。バレーボールのコーチングにも通ずるところもあり学ぶところが多いと思いますので、言葉の一部をまとめてみました。

「日本一になりたい!なんて誰にでも言える」

もう一回やろう レッツゴーアゲイン

練習にのぞむ姿勢が良ければ必ず変化は起こる

ラグビーを楽しんでいるか、ハードに練習しているか

ほめられてるのか、怒られてるのか、わからない(選手談)

練習は鏡のように試合とそっくりにしないと

試合=「状況判断の連続」を鍛えないといけない

選手同士の意味のあるコミュニケ―ションが必要ただ叫んではいないか

情報の受け渡し、細かい情報交換、プレー中は常に話し合う

話せば勇気も湧いてくる

声のエナジー

ボールをもっていない選手が仕事をする

練習前のポイント整理

ポイントの再確認、全員理解するか

ダメ出しをしても、長所を最後に付け加える

試合と同じ緊張感を常に持つ

練習を見ている人間も評価を与えよう

日本一の練習をするチームだけが日本一になれる

「なぜだと思う?」

気になったプレーはその都度止めて、何が良かったのか、何が悪かったのかを全員に伝える

人とボールを両方視るためには連携が必要

コミュニケーションすべき内容を具体的に教える

集中こそすべて

正しいプレーを理解することが自信につながる

ひとりひとり伝え方は違う

状況を瞬時に変え、チーム全体で対応させる練習

一瞬の気の緩みが失点につながる

辛いときこそチームのためにがんばろう

ストラクチャー局面(秩序)とカオス局面(混沌)、シンプルとコンプレックスから戦術を割り出す

どんな強豪相手でも勝つ方法は必ずある

最新の戦術を分析し、選手がやるべきことをはっきり理解させる

いい結果を出すのは簡単。いい練習をしてそれを自信に変える

何でも真剣にやれば楽しいんだ

連携プレーを生む具体的なアドバイス

教えはあくまでシンプルに

良いプレーが生まれれば、すぐに全員で共有する

もっと自分から積極的にボールを欲しがれ

伝えたつもりではなく、確実にわからせる

練習でやったことしか試合では出ない

試合と同じようなプレッシャーがかかる状況を作って練習することが大事

(2017年)