振り返りの重要性
1. 振り返りのメリット
振り返りをすることは大切です。
学習においても、仕事においても。
振り返りとは、自分の言動や傾向を客観的に捉え、次に向けた改善点の洗い出しを行い、その改善点を実行することです。
同じ行為をしたとしても、その振り返りをするのとしないのとでは、それによって得られる学びや成長に大きな差があります。
振り返りを行わないと、最終的な結果しか見えません。成功したか、失敗したか。失敗した場合は、過去の行動を後悔するばかりで未来の行動にはつながりません。
ですが、振り返りを行うことで、設定した目標に対しての実際の結果やその過程を客観的に捉えることができます。また、反省点を見つけその原因を考え、次に向けてその改善点を実行することによって、より高いパフォーマンスを目指すことができます。
このように、振り返りを行わない場合と比べて、振り返りを行うことによってより深い学びや気づきを得ることができ、未来の行動につながります。
2. ゼミでの振り返り
松本ゼミでは、せたがや居場所サミットで動画作りのお手伝いをさせて頂いていたのですが、その動画が無事に完成しました。
それにあたり、活動を終えての感想や学んだこと、次に活かしたいこと等について振り返りを行いました。
今回の活動では、団体の方との日程調整から実際に取材に行き、動画を編集するところまで全て自分達で行いました。
初めて経験することが多かったため、戸惑うこともありましたが、とてもいい勉強になりました。
具体的には、
・アポイントメントの取り方や、メールでのコミュニケーションの投げかけ方を学んだ。
・打ち合わせは意見をすり合わせる場という認識に変わった。そのため、下準備が重要ということが分かった。
・動画構成などはまだ成長の余地がある。
・施設に行ってみないとわからないことが多かった。予習だけでは補えない。
・相手側との考えの違いに苦しんだ。
・メールのレスポンス速度を今後は気にしたい。
以上のような意見が出ました。
今回の活動で、社会に出た時に必要となるであろう能力やマナーについても学ぶことができました。
今回の振り返りで出てきた反省を無駄にせず、次の活動に活かしていきたいです。
3. まとめ
しかし、振り返りは一度だけ行っても意味がありません。習慣的に振り返りを行い、定着させることが重要になってきます。
また、振り返りを行う習慣をつけておくと、結果を先回りして考えられるようになります。そうなると、計画性を持って行動できるようになり、問題が起こる前に先手を打って回避できるようになります。
つまり、振り返りを行うことによって、効率的かつ質の高いパフォーマンスにつながるということです。良いことだらけですね。
是非、みなさんも振り返りの習慣をつけてみてはいかがでしょうか。