初ライブに向けて
2021年7月1日。『あーいえばこーゆーリハ初日。大雨でみんな遅れて到着するとの連絡があった。現在一人で待機中。そんな初日。さあ、張り切っていこう。』
そんなツイートをするところから始まった初ライブに向けてのリハーサルであった。
ちょうど梅雨時期とかぶってしまっていた今回のリハ期間であったため、この後複数回に渡って、誰かしらが遅刻するという日が続くことになるのだが、まぁ、それはそれでご愛嬌という感じだろうか。(そんなことはない)
ところで初ライブと言っても、すでにバンド結成から半年以上が経っている。Ah ieba köh-iu.として人前で演奏するためには、人よりも長い時間をかけて準備してくる必要があった。(演奏技術的に)
ここで、或る日のリハーサル風景を貼っておこう。
(photo by Yuki Chishima)
このように基本的にはゆるっと、かつ真面目に練習しているのがうちのスタイルである。(たまに俺がイラつかない限りは)
今回のリハでは、ライブが目的としてあったため、ライブが近づくと、マスクを取って演奏するという時間を設けた。(もちろん、出来る限りの感染対策は行った上で)
するとどうしたものか。マスクがないというだけで演奏が少しぎこちなくなってしまったのである。習慣化してしまったものが、ない。それだけでなんとなく恥ずかしいというか、表情への責任が生じるというか。
これまでギターは顔で弾く。なんて言っていた人間であるが、そもそもどうやって顔で弾いていたのか、どんな表情をしていたのか、ということを考えながら、鏡に映る自分をみて、「う〜む。違うなあ。」なんて思いながら演奏していたものだから、それは良くない。
ただ、この時間を作っておいて本当によかった。これがぶっつけ本番だと、ステージ上でとんでもない表情のまま演奏していたかもしれない。
最後に、練習に励む若狭の写真を貼っておこう。
(Photo by Yuki Chishima)
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