加納さんてヤバない?
ここに「かわいないで」という本があります。
お笑いコンビ、Aマッソ加納愛子さんの著書。
大変大変失礼ながら、Aマッソも、加納さんも、よく存じ上げませんでした。そしたらなんでこの本を手に取ったんかっていうとね、いつぞやか、たまたまネットで見た彼女の文章が目を見張るほど素晴らしかったんですよ。
もうなんていうか「文章うっま!」って。いや私のコメント力ひっく!って感じなんですけど。
私ね、子供の頃から文章書くの好きだったんです。書いているとね、とにかく気持ちいいんですよ。頭の中でぐちゃぐちゃに取っ散らかったものがだんだん整然としていく感じ。何なら抑揚とかつけちゃったりして。書いて気持ちE!自分で読んで気持ちE!なにこれ!いいじゃん!いいじゃん!EE-JUMP!!
ってほら、こんな感じでね、ヤバいでしょ?だいたいIQ2くらいでしょうかね。つまり文章を書くってのは私にとって、アドレナリンどっばどば~な悦&悦行為なんです。
だから私、文才ある人って大好きなんですよ。何をテーマに書くか、というセンスから始まって、表現方法の引出しとか、文章構成のテクニックだとか、もう文才ある人って全てのレベルがとんでもないからね!針振り切っちゃっててさ!マジで頭の中身どうなってるんだろ?って思っちゃうんです。
でで。そこで加納さんですよ。ネットで加納さんの書く文章を読んだ時の衝撃の続きを味わいたくて。愛子さん、もっとおかわりくれよ!って。カラカラに欲していたんですよ私は。そしたら加納さん初の中編小説集が発表されたなんていうじゃない?そんな経緯で、ほぼ反射的にこの「かわいないで」を手に取ったという次第です。わくわく。
さてはて、こちらの中編小説集には、前半に「黄色いか黄色くないか」、後半に「かわいないで」の計二作が収録されてまして。私はね、「かわいないで」の方、むっちゃ好き!予想外の展開が胸アツ過ぎて、何なら最後泣いちゃったからね。加納愛子何者なん?絶対天才やろ。
熱い血潮よろしく、感想文という名の加納さんへの愛を書き続けたいところですが、なんだか長編になりそうなのでまた日を改めて。
ばいのばいのばい。