恋愛について考えるいくつかのこと
4年半付き合った恋人と結婚しました!!
うれしーーー!!
付き合い初めて割と直ぐに、これは絶対結婚するな、と確信していました。「いや〜どうだろうね?」とかお伝えしていた皆さんすみません。本当は「まあ結婚するけどね」と思ってました。
結婚と恋愛にまつわる話を綴りたいと思って筆をとってます。以下いつものテンションに戻ります。
・交際二年半 大学3年女のあのダルい感じ
みんなに謝っておきたいことがある。
特に女の子たちに謝っておきたい。
それは大学2年から3年にかけてみんな1回はいったことある「ん〜、まあこのまま言ったら今の人と結婚するんじゃないかな笑」という主旨の、さも少し恋愛をやってみて辛酸舐めて今の彼と落ち着いた関係を築きつつ心も安定してますよという雰囲気を醸しながら伏し目がちに言うコレ。
心の中で「いや絶対結婚しないだろ」と思いながらめちゃくちゃ冷笑してました。すみません。
ちなみに当時そんなことを言っていた人達は本当に誰も結婚しなかった。
その上で私は絶対結婚したかったので婚約するまでは誰にも結婚とは言わなかった。なんか減る気がしたから。(婚約から入籍まで長かったけれど。)
ちなみに別れる気なんてサラサラなくて、ちょっと落ち込んじゃってる彼をどう助けたら立て直せるかなーと思ってた頃は、「今のままだったら彼氏と別れるかも…」はやってみたくて、やってた。言うだけ言って建て直した報告を忘れて次会うときはそんなことすっかり忘れてヌルッと指輪を着けて現れて「この1年の心配を返せ」と言われたものだった。
でもあのダルい感じは、世の中のことも結婚のことも自分のことさえよく分かってないからこそ出る気だるさで、鬱陶しくもありながら魅力的ですらあるなと思い、結構好きだった。
あのダルい感じをたべられるなら、小さいドライいちじくのようにコクのないスカスカの甘ったるさで歯にまとわりついてなかなかとれないんじゃないかなと、思うのだった。
・年取ったからって心までババアにならなくたっていいじゃん
みんなも死ぬほど言われたことあると思うけど、
「付き合って3ヶ月か〜 いいねー 今がいちばん楽しいじゃん!」って言ってくるやつはだるい。
私は付き合ってから波はあれどずっと楽しいし前年比で毎年ちゃんと好きになってる。ここ2年くらいは先月の楽しさを今月が下回ったことは無い。その前の2年半は、もっとお互いが未熟で今よりもっと手探りの中生きていたから、まだまだ
前述したことに引き続いて言えるのは、私は「わかったような口」を他人にきかれるのが大嫌いである。そんなやつと会話するくらいならもう誰とも付き合いませんよ、という態度を徹底して、ここ数年の交際スタイルがある。
年はとるし、月日が過ぎればやがて、あの時大人に言われたことが身に染みてわかるようになる事なんていくらでもある。例えば私は、22歳くらいで、「10代の時より1年が短い」ということを強く実感した。少しずつ大人になって言っているという、気が、自分の中に確かにある。でも世にいう人の考える「大人像」をあえてやる必要は無い。ましてや他人の恋愛を鼻で笑うような嫌なババアになることは無いだろう。でも人の話に口を突っ込みたくなる私である。ということで私は他人の恋愛話はなるべく「聞かない」これを徹底しているのであった。
・惨め漬けの女はやがて美味しくなくなる
私は惚れっぽく尽くしまくり冷めにくい、いわゆる重い女である。そしてかなり恋愛でダメになるタイプなので、いち早く恋愛市場から撤退して、いち早く身を固めようと言う事を大学1年の時にはハッキリ意識していた。
高校生の時に初めて好きになった人に振られて落ち込みすぎて半年間周りに心配され続けたことも、マッチングアプリの男と付き合ったつもりでお泊まりの翌日にLINEブロックされて傷ついたことも、意地でも彼女と別れない最低男と好きあってたことも、今思うとものすごく惨めだった。
関係が発展しなかった相手とでも、ちょっといいなと思った人に彼女がいたり、気づいたら相手の彼女にめちゃくちゃ嫌われて避けられたり、少しLINEで距離を詰めようとしたら思いっきり距離を離されたり、約束をドタキャンされたり、かと思えばビタイチ眼中になかった童貞男に好意を寄せられたりすると、もう惨めで惨めで仕方がない。
そんな惨めな自分は、可愛かった。世にいう恋愛をしていて、物語に出てくる人になったみたいでなんだか良かった。Twitterで暇な女子大生やぷるぷるすぽんじやニュースーパーみえぴのような、セックスと恋愛を生業に生きる女の子たちばかりフォローしていたし、にくまん子先生やいつまちゃん先生や峰なゆか先生の漫画に登場するみたいなダメな恋愛をする可愛い主人公に憧れた。彼女たちみたいになれたようで惨めな体験ができること自体が大人みたいだった。ドラマやSNSで見るみたいな、呼び出されて夜中に相手の家に駆けつけたり、連絡が来ないのを流行りの曲で気持ちをごまかしたり、そういう惨めな自分に浸るのは一通りやった。
そういうのを暫く繰り返したら、惨めさでは気持ちよくなることが出来なくなってきた。だんだん自分が無意味に傷つけられたことに本気で腹が立ってきて、「二度とこんな思いしてたまるか」と思えてきた。今度は私を無意味に傷つけない人と付き合おう。付き合えなくても続かなくてもいいから、二度と男のために惨めになってやるもんか。
そんな度重なる恋愛や駆け引きの中でわかったことがある。私は同じ轍は二度踏まない女である、ということあま。
大学1年までに恋愛で起きる惨めなことの殆どに出くわしたので、もはや踏む轍が「犯罪」「裁判」と「堕胎」くらいしかなくなって、地雷の無さそうな男性との交際を望んだら、その第一弾が大当たりだったということになる。
最終的に思うのは、尽くしたり惚れ込むこと自体は何も悪くなくて、どちらかと言えば惚れ込まれる器もないのに恋愛とセックスの旨みを楽しもうという心意気のずるい人間がよくないと思う。それと、さんざん惨めでボロボロになった挙句に、私という全体を無尽蔵に受け止める男がいたので、諦めずに自分のことを大事にしようと思う。
みんなも自分のこと一番大事にしようね。
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