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激動だった2023年

noteの投稿をすっかりご無沙汰してしまいました。
遅ればせながら、新年のご挨拶をと思いましたが、元旦に能登半島での地震に始まり、羽田空港での事故等のニュースに、心痛める日々かと思いますので、
この場では控えさせて頂きますが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

私にとって昨年の2023年は、かなりの激震が走りましたので、皆さんにお話ししようと思いますが、今年は登り龍にあやかれる1年でありたいです。私の職務経歴書を前編・後編に分けて、既に公開済みですが、少しだけアップデートしており、追記させて頂きます。

2022年10月に家から自転車で10分位にあるスーパーで、ネットスーパーのオープンスタッフとして2023年5月まで勤務していました。
また短いやん。と、言われても仕方ない在職期間ですね(笑)

noteのつぶやきに、この職場での出来事を書き溜めてましたが、新規スタッフばかりでのスタートではなく、訳アリ人物を抱えている環境でした。

訳アリさんがネットスーパー部門に移動してきた理由を、勤務継続中の同僚から先日聞かされ、驚くというよりやっぱりというのが正直な感想で、自分の直感は冴えていると確信できました。

当初レジのスタッフとして働いていた訳アリさんが、次々と新しく勤務希望されて入社される方をことごとく辞めさせていく黒歴史があったとの事でした。

この方のご主人は同スーパーの別店舗で副店長をされており、更に義母も息子と同じ店のレジのスタッフとして働いているという、普通の神経ではないご主人を持つ訳アリさん。
第一印象からしてちょっと変わってそうで、癖の強さを入社当時から私は感じていました。

この訳アリさんは、パートの身でありながら勤続20年という立場を使い、何でも自分のペースでやって仕切りたがる困ったさんでした。
私や同僚が、この状態を見かねて上司に業務改善や提案をしても、素直に聞き入れてもらえる事はなく全て却下されました。
訳アリさんより立場が上の意見でさえ平気に聞き流し、スタンドプレーが多くて
チームワークが取れず、私は一緒に仕事をする日が苦痛で仕方なかった。

相手を変える事は無理だし、自分にとって好ましくない職場環境に居続ける理由もなかったので半年で見切りを付け、後任者が決まり次第退社すると、会社都合に譲歩した。
余程バツが悪かったのでしょうか。結局、私の勤務最終日まで顔を一度も合すシフトは組まれず、最後に挨拶することもなく、円満とは言い難いですが、この訳アリさんと無事離縁することが出来ました。

ネットスーパーの業務の傍らで、店内の接客や品出し等、本来の業務に関係のない業務応援をしていた折、お客さんとたわいのないやり取りや、何気ない会話を通し、直接人とかかわれる接客業の方が、自分には向いているのかもと思い始めました。

55歳の誕生日を迎える迄に、次の転職に向けて何か資格を取ろうと。
自分の更年期障害から健康への関心を持つようになったのを機に、医薬品情報に関与できる登録販売者資格を独学しようと2月に本を購入した。
これ1冊で受かると書かれていたけど、そうは思えなかった。
興味はあっても、実務に活かす知識を持つとなると話は別。
長いカタカナ表記の薬の名前や効能等、難しくて頭に全然入ってきません。
年齢を言い訳にしないと決めていたものの、独学の限界を感じ、少しばかりお金を掛けるしかないと、5月に通信教育講座の申込みをした。
『たのまな』で通常価格よりお得な安い講座があり、申込んだ後で気付いたのですが、改定文章等を集めた別表なるものが1冊付けてあり、半端ない数の訂正や削除部分が掲載してあり、使いづらくて騙されたと後悔した。

退職後に受験を決めたのですが、あっという間に6月の受験申込みの〆切が迫ってきました。
関西広域連合の受験日は8月下旬と例年決まっており、あと3ケ月しかない。
まだ3か月もあるという前向きな気持ちには、とうていなれませんでした。

焦っている私への追い打ちを掛ける様に、息子が突然1人暮らしを始めると言い出し、職場から近い賃貸物件を見つけたと嬉しそうに話をし始めましたが、私の顔色は更に曇りました。

息子からやっと解放され、ようやく手に入れた私の自由時間が奪われると。
離職後の喜びは消え失せて勉強への意欲は削がれ、大幅なスケジュール変更をさせられる事になっていきました。

息子1人分の荷造りとはいえ、新しく家電を買い揃える為の情報を調べる事に時間をかなり費やし、思う様に勉強が捗りません( ;∀;)
悩んだ末、9月末の別県での受験申し込みをすると決め、最終受付日に役所へ直接出願する羽目になりました。
受験料は結構な額だし、払った以上もう逃げられないと。自分を追い込む事で腹が決まりました。

息子の引越しを7月上旬に済ませてから、試験日まで3か月余りとなり、毎日勉強しない日は作らないと決め、料理や掃除をしながらでもYouTubeを聞き流して学習を続けました。
けど、逃げ出したくなったり、放り出してしまいたくなる時期が何度もあり、息子からそんな辛い思いをするなら、受験しなくてもいいやんとまで言われながらも、Twitter今のXに公の場でつぶやきながら、モチベーションを何とか保とうと自分と向き合い格闘しました。

受験前日から実家へ行き、受験会場へ短時間で移動できるようにと備えました。
受験当日、沢山の若い人達に混じり、明らかに仕事の為じゃなく、自分の教養を高める為に受験をされる白髪のご老人を見つけ、びっくりしました。
試験は午前の2時間、昼休憩を挟んだあと、午後からの2時間の合計4時間です。
大学内の広い教室で、薄っぺらい固い木の椅子に座っているだけでも苦痛そのものでした。私は途中退場せず、最後まで粘って試験を終えました。

試験の結果発表まで約2か月近くあり、その間、東北地方への1人旅に出掛けたり、頑張った自分へのご褒美にと、自分の心を満たす時間を多く作って、勉強した内容が空っぽになる位、羽を伸ばして過ごしました( ^)o(^ )

この後、86歳になった実母との同居を考え始め、公営住宅のエレベーター改修工事が始まるタイミングに合わせ、離れて住む義父母の面倒をみている主人1人を自宅に残し、昨年10月に私は単身で実家へ引越しました。
友人や知人、親族への年賀状じまいも済ませ、これまでの人間関係を整理し、心新たに実家から出発しようと決めた。
結果発表の当日を迎える迄は何となく落ち着かず、次の仕事を探す気にも全くなれなくて、自分がどの道に進むべきか見失いかけていたと思います。

発表当日、午後からの合格者番号のネット掲載ページから自分の番号を見つけ、奇跡が起きたと思いました。
短期間での学習でしたが、幸いにも一発合格できました。
家族が寝静まる夜中の1時まで、勉強を頑張ってきた甲斐があったと。
54歳にして、まだ努力できる自分を素直に褒めてあげたいと思った。

登録販売者資格の合格を、転職の材料として就職活動を再開しました。
試験終了直後とあって、様々なドラッグストアーの求人が出ていましたが、
私は敢えて大企業で量販型のドラッグストアーを選択せず、健康食品等に力を入れている、地域に根を張ったドラッグストアーへの就職を選択した。

55歳の誕生日直前に無事採用して頂け、昨年に入社手続きを済ませ、2024年1月6日㈯から仕事へ復帰し、1月7日㈰も出勤した。これまで土・日曜日の両日勤務なんて私の選択肢にはなかった事だ。
一般的な休日に仕事をしているという事は、逆に平日の時間が使える様になるので、これから年を重ねていく母には有難いかもと思えてきます。
気楽な1人暮らしが長かった母の生活リズムを、がらりと変えてしまいかねないとは思いつつ、お互いにギブ&テイクでいくしかないですね。

試用期間中は、休憩なしの4時間労働がメインで、フルタイムでの勤務は僅か数日と有り難い。
というか、役に立たない私への人件費削減が目的かとも思われますが・・・
今は研修が多く、話し手が休憩を取らない限りトイレにも行かせて貰えず、広いフロアーは暖房が入ってても身体が冷えて辛いです。

無事に雇用継続となれば、2月から社会保険加入に対応した働き方に変わる為、体力知力共に不安がよぎりますが、頑張ってみようと思います。

創業117年とかなり古い企業だけど(笑)
常に時代のニーズに応じて生き延びてきた訳だし関心させられる。
どんな時代になっても、年齢に負けず、自分のスキルや持ち味を活かして働ける様に、自分を変えていくしか社会で生き残れないなと実感しているところであります。

今の職場で、自分が本当にやりたい事や望む事ができるか否か分かりませんが、天職になるかどうかは別として、挑戦者として臨む気概を忘れず進んでいきたいと思います。

これまで長文にお付き合い頂き、有難うございました。
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