【転妻】知らない方が幸せなことも
夫の辞令が出れば全国津々浦々いろんな土地に引越しします。
そんな時に実感するのが
「自治体による行政サービスの差」です。
保育料の違い
以前「転勤で」ではなかったのですが住んでいたマンションの建て替えがあり
住んでいた区の隣の区へ引越しをしました。
そのとき子供は0歳・転園せず同じ認可外保育園なのに
毎月の保育園の負担額が
8000円→70000円に増えました。
8千円から7万円!!!
自治体の補助が出る施設だからと片道電車で30分かかる園に預けていたのに
1桁増えて電車代と保育料で私のパート代はほとんど消えました。
徒歩圏内の隣の区へ引っ越すだけでこの違い。
この時は辞令による引越しではなかったのでいつもより少し家探しの時間はあったのに、私自身に土地勘がなく自治体選びに失敗してしまいました。
学童保育制度の違い
子供が1年生の時に大阪から東京へ引越しました。
学童の制度はそれぞれ全く違い
大阪→親の就労状況関係なく預けられる。利用料は年間500円
世田谷区→親が就労していない場合(休職中も含む)4/1から学童に入れない
仕事をしていないと学童に入れないが、学童に預けなければ仕事を探せない
(転妻がよく陥る状態)
ほんと、好きで無職になったんじゃないんですよね。
結局夏休みが終わるまで職探しができなかったので、本当にこの差にはイライラしました。
東京は区によって全く自治体の制度が違いますね。
突然の辞令による引越し。
毎度のことですがこの時の引越しも時間がなく全くリサーチできませんでした。
地味な違いだけど
これは小学校によるのかもしれないですが
子供の行っていた小学校は
「給食着が共用」でした。
給食当番の週に持って帰ってきて親が洗濯・アイロン掛けをしないといけない
それを他の子供が次に着る。。。。
そんな昭和な制度が今も残っているなんて。信じられない。
衝撃的でした。
今まで住んでいたところのママ友に聞いてみると
「みんな個人のもの買ってるよ」と。そりゃそうですよ。
このご時世他人のお家が洗濯した服を着たくないと思う人も少なくないはずです。
改善・合理的・今の時代とはかけ離れた伝統と慣習を重んじるような校風は私には全然合わず辛かったです。
知らない方が幸せ
もし私の地元がその小学校だったら
もし私が他の地域へ引っ越すことなく地元で結婚・出産・子育てをしていたら
もしその土地で同級生の友達と一緒に子育てしていたら
同じ昭和的小学校でもそんなに「辛い」とは感じなかったと思います。
それが「普通」だと思えたから。
転勤族は望まなくてもいろんな自治体の制度を経験します
妊娠・出産のサポート
子育て支援
保育園・幼稚園の入りやすさ
保育園の負担額
子供の医療費の負担額
学童の入りやすさ
給食費
学用品
PTA
学校運営
あげればキリがないですが進んでる自治体とそうでない自治体の差を肌で感じます。
自分が住む自治体を自分で選べたらもっとこの不満感は軽減されるのでしょう。
家族で相談して今話題の「明石市」へ移り住んだという知り合いもいます。
転勤辞令が出てから数週間で新しい家探し
いつも時間がなくエイヤっと決めた家。
自治体ガチャの当たり外れは住んでみないとわかりません。
サポートが充実していない自治体からサポートが充実した自治体へ引越しすれば
「ラッキー」と思えますが、
サポートが充実した自治体から充実していない自治体へ引越しだった場合
本当にショックが大きいです。
夫の会社が指定した不動産屋で自治体の制度の情報まで教えてくれたところはありません。
私がその土地の不動産屋だったらもっと転勤族家族に寄り添ったお部屋探しのサポートができるのに。
「もっと百戦錬磨の不動産営業担当をつけてくれ!」
引越しのたびに思います。
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