【scottie】スコッチエッグとスコッティティシュー
Scotch?Scottie?
という会話を耳にしました。耳が折れ曲がった(fold)猫・スコティッシュフォールドのScottishが短く変化したものがScotchらしいですね。
そんな会話を聞いて一つの疑問が湧きました。
スコッティ(scottie)を求めて
スコッティ(scottie)といえば、ドラッグストアの店頭に置いてあるティシューやトイレットペーパーという印象があります。
意外にも「スコッティ」で調べてヒットしたのが、スコティッシュテリアという犬でした。スコティッシュテリアをスコッティと呼んだりするそうです。恐らくティシューとは関係ないでしょう。
公式HPがあったので見てみると山陽スコットという名前が出てきました。
どうも、スコッティを販売している日本製紙クレシアは以前は山陽スコットという名前だったようですね。社名変更は1993年、ナウでヤングな私が知らないのも無理はないですね。
「じゃあ、山陽スコットは何なのよ」という話ですが、1961年に山陽パルプとスコットペーパーという会社の合弁会社として誕生したのが山陽スコットらしいです。スコットペーパー社の由来が分かれば謎が解けそうです。
スコットペーパー社は1995年にキンバリークラーク社という会社に買収されているようです。キンバリークラーク社はあのキムワイプを作った会社だそうです。
細かい話は理解していないのですが、買収されてもブランドは残っているようでScottのサイトがありました。こちらに「Our History」というページがあるのですが、トイレットペーパーを回しながらScottの歴史を振り返る面白い作りになっているので必見です。
スコットペーパー社はどうもスコットさんが作った会社のようですね。スコッティは人名から来ていたということでしょうか。このサイトによるとロール型のトイレットペーパーを最初に販売した会社のようで想像以上に偉大な会社でした。
トイレットペーパーの歴史は面白く、向きの違いなどもあるようでWikipediaなどを巡っていたら簡単に一日が潰れてしまいました。オススメです。
スコッティーズというブランドを調べていたら、スコット・ペーパー由来のブランドだと書いてありましたね。少し回り道した気もしますが、面白い話を知れたので良かったです。
スコッチエッグの真実
さて、冒頭のスコッチエッグの会話ですが、実はスコッチエッグとスコットランドは関係ないみたいですね。
英国の「FORTNUM&MASON」というデパートが起源だとか、パキスタンのナルギシコフタという肉団子カレーとそっくりだとか色々な話があります。誰でも思いつきそうな気もしますし話半分で聞いておいた方が良さそうですね。とりあえず、スコッチエッグのスコッチはスコットランドではないということだけ覚えました。
余談ですが、私は揚げ物がダメなので焼くタイプのスコッチエッグが好きです。オススメです。