【鬼滅の刃】3/31締切の複製原稿セットmini交換申し込みをした
交換対応の告知
2021年7月15日に「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」及び「週刊少年ジャンプ2020年24号」にて販売した「『鬼滅の刃』複製原稿セット」に不備があり希望者には交換を実施するという通知が掲載されました。
購入者「掲載画像と実物が異なる」
編集部「返品・返金を受け付ける」
購入者「交換を希望する」
編集部「商品自体は編集部の予定通りなので交換(作り直し)はしない」
作者から指摘
編集部「誤った判断だったため交換を受け付けます」
という編集部に対して非常に残念な気持ちにならざるを得ない経緯でしたが、スルーすることも出来たと思うのでありがたいですね。
「思ってた商品と違うけどminiだしこんなのものなのかな」と思っていた筆者のような人間も少なくなかったはずです(ジャンプフェスタは204話の約四万円の複製原稿、少年ジャンプ本誌は最終話で約四千円の複製原稿mini)。
編集部の次回作にご期待下さい。
電話してみた
その後、2021年7月26日に複製原稿miniの交換対応についての詳細が掲載されました。しかし、またこれが平日18時まで電話対応のみと厳しい内容でした。
対応する側は良いですが社会人にはなかなか難しいですね。筆者も2月まで渋っていましたが3月締切ということで申し込みました。
電話をかけてみると2コールあったかどうかですぐに繋がりました。全部で7万5692部という話なので、8~3月の8ヶ月(30×8=240日)6時間(60×6=360分)とすると8万6400分で一分一電話でもおかしくないのですが、流石に2月ともなると電話する人もいないのでしょうか。すぐに繋がるので忙しくても安心です。
電話内容はこのようなものでした。
・希望内容(交換か返金?)
・欠品してないかどうか
・梱包のお願い(発送時の段ボールが望ましいが封筒等でも可)
・集荷はヤマト運輸
・集荷の日にちの指定(電話した日から2日後以降。時間も指定可能)
・住所氏名電話番号
・交換品の到着は商品を引き取ってから二週間前後
梱包は角型2号のクラフト封筒が丁度良かったです。
交換品の感想
集荷されてから二週間もかからず一週間で交換品が届きました。
公式サイトによると交換品によって以下の点が改善されているらしいです。
・ベタの塗りムラ裁ち
・青色の線や指示
・ホワイトの修正部
・裁ち切り線の外側の書き込み
・コミックスにて加えられた冒頭6ページ分
・セリフ部分の写植を再現する加工
ベタの塗りとムラはこちら、とあるキャラの臀部です。塗る方は大変だと思いますが、ムラがある方が迫力があって良いですね。
青色の線や指示はこちらです。指示は見ていてムフフとなります。
ホワイトの修正部は漫画を描いてる方からすれば一目でわかるのかもしれませんが、素人目に分かりやすいところはなかったです。やけに汚れてるように見えた箇所がありました。こういう箇所でしょうか?
裁ち切り線の外側の書き込みは画像並べても何も分からないくらい違いました。単行本と見比べるのがとても楽しいです。
コミックスにて加えられた冒頭6ページ分ですが、これはコマの外の「少年ジャンプ原稿 第○○号」という表記の有無で判別出来ます。
セリフ部分の写植を再現する加工も目立ちますね。共同印刷株式会社のサイトで写植の『まんがフルデジタル制作システム ComicPacker®』によるデジタル化みたいなのがありました。今はどうなのか分かりませんが、これを一つ一つ毎週貼り付けるのも大変ですね。
前述の通り、特に交換の必要性も感じていなかったのですが、いざ交換品を見ると交換して良かったなと思いました。交換前は単行本とほぼ同じなのであまりじっくり見ることもなく放置していたんですよね。miniでないお高めの複製原稿や原稿の展示会にも興味を持てたので、次も似たような企画があるときは同等の商品を制作してほしいなと思います。
他にもあった不備
『鬼滅の刃』は公式Twitterが中の人と思われる食事ブログ記事(後日ブログは削除)を呟いたり、パチンコの呟きをリツイートしたり(どちらも謝罪なし。漫画と関係ないくらい言った方が良いと思う…)とやらかしが多いのですが、複製原稿のやらかしはまだあって「応募しようとすると漫画本編を切り取らないといけない」というものもありました。交換も原作者様が介入しなければ実現しなかったわけで作品を大切にしてるとは思えないのですが、どうなのでしょうか。
煉獄さんのフィギュアのクオリティ炎上は個人の感想かと思います…。
出来ることが増えると記事に還元されます。コメント頂ければ参考にします。