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『子どもは自分で決めていく』

/25(木)石坂

朝の会で「なにしたい?」と聞くと、口々に答えてくれました。
「ブランコ」「滑り台」「おままごと」

この日、木登りに挑戦していたのは年中Aちゃん。後ろを年中Mが登り、上から年長SOが教えていました。立てかけた木の2/3くらいまでは歩いて登り、怖いからか、お尻をついて、それ以上登れない。

SO「見本みせてあげる」と下りてきて、登ってみせました。何度か登ってみるけど、お尻をついてその先が登れない。MA「見本みせてあげようか?」前回初めて登れたMちゃん、自信がついたんだね。

でも今回は上まで登らず、滑り台へ戻るAちゃんでした。

『子どもは自分で決めていく』

周囲の様子を見て、自分の心と向き合って、できる!と思った時に実行にうつしていく。すぐやる子もいれば、何か月、時には1年以上も、時間をかける子もいるし、一人一人全然違う。

自分で立ったり、自分で歩いた時と同じように、自分で物事をやり遂げたとき こどもたちは、とっても誇らしげな顔で報告してくれます。

大人が手伝ってしまえば簡単なことなのだけれど、手伝ってもらってできたとしても、この達成感は味わえないから、

大人たちは見守って、じっくり待つ。

慎重な我が子の様子を見ていると、母はもどかしい気持ちになるのだけれど、周りの大人と一緒に、その時を楽しみに待っているよ。


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