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『あの時どうしてほしかったのか、聞いておくといいよ』
朝からママと一緒がいい~!と泣くMちゃん。
久しぶりだったね。この感じ。
母が気持ちを変えようと頑張ってくれたけど、年長Mちゃんの大泣きは変わらず。母と相談して、隙を見て帰る流れに。
追いかけるMちゃんと共に車道の方まで行ったけど、一緒に泣きながら引き返しました。
焚き火の広場のところで泣くMちゃんを、子供達はチラチラ気にしながら遊んでいる様子。たまに泣き止みながらずっと泣いていました。
落とし物を発見したので、「このマフラー誰の?」って聞いたら「Fちゃんの~」って、Mちゃんが泣きながら教えてくれたよ。優しいね。
そこからしばらくして、「おしっこ行きたい。トイレ」。そこからはすっかり気分も変わりいつものMちゃんに戻って、今日のお弁当はお稲荷さんだよ~。朝も食べたやつ!と教えてくれました。
切り替えのきっかけが、見つかってよかった。
、、、
その日、帰宅してから、母がMちゃんに『あの時、なんて言ってほしかったの?』『どうして泣いていたの?』と聞いてくれました。
『うまく言えないけれど、お手紙にならかける』とMちゃん
その後書いて持ってきてくれたお手紙には
『ねむかったの』
え!!!眠かったの!!
当番さんは、お腹が痛いのか? 体調悪いのか? ママとケンカしたのかな?
など、いろいろ想いを巡らせたけれど、
子どもの心は、大人とは、まったく違うところにありました。
心配していた母は、予想が外れてびっくり拍子抜けしながら、いきさつを教えてくれました
この前カウンセラーさんに『落ち着いた後で、あの時どうしてほしかったのか、こども本人に聞いておくといいよ』って教えてもらったから。
それを、素直に受け取ってすぐに試してみた母Mちゃんも素敵だね。
大人があれこれ考えすぎずに、『まず本人に聞いてみる』
『できるかできないかを考えるより前に、まず実際にやってみる』
って本当に大事なことだなぁって、改めて感じさせてもらった出来事でした。