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こども会議 の意外な結末
池の周囲をおさんぽして、お弁当を食べた後、年長さんが葉っぱのベッドを作り始めました。仲間に入りたいけどうまく入れない年少Hちゃん。落ち葉に入るとダメー!!と怒られ、それでも入りたくてこっそり落ち葉に入り続けていると、、
年長F「たいへんなことがおこってます。みんなあつまってくださーい」
「Hちゃんがダメって言ってるのにはいってきます」
年長M「だめだよね」
年少T「Hちゃんダメだよね、ね?!」
年少S「ダメなんだよ」
それでもHちゃんは、落ち葉に入ることをやめずに、母当番に入っているHちゃんのママに助けを求める視線を送っている。
年長F「だれか、ダメだよって言ってきてください」
年長M「Hちゃん。葉っぱのところ入らないでね。できる?」
年少H「できない」
保育スタッフYちゃんに助けを求めてみたけれど、子どもたちでどうにかしてねと言われる。
年少M「だれかHちゃんにどうしたいのか聞いてきてください」
年長M「Hちゃんどうしたいの?葉っぱを移動させたいの??」
年少H「うん」←そうだったのかとびっくり!
Mが、Fに伝える。
年長F「それじゃあ、みんなで落ち葉をあっちに運びましょう」
Tくん、Sちゃん、Nくん「わかったー!」と言って運ぶ。
ドキドキしながら一部始終を見守っていた年少Hちゃんの母は、、
『Hは結構譲らないんだなと思いました。そして最終的にHの意見が尊重されるという結末には驚き! 家だったら、きっと泣いて◎◎したい〜と訴えるんですが、今回は泣くこともなく、どうなるんだろうと見てました。年長さんの遊びに入れないのはよくあることなので、これからHがどんなふうに遊びに入っていこうとするのかを見守りたいと思います。
本人は、今日悲しかったことあった?と聞いたらなんにもなーい!とケロッとしてました。楽しかったことはたくさん歩いたことで、もっと歩きたかったと言っていました』
子どもの世界の中で自分たちで考えて結果を出す。ことを大切にしています。(放任ではないので、必要に応じて大人も関わります)
失敗することもあるし、うまくいかなくて怒れたり泣けちゃうこともあるけれど、大人が良かれと思って介入したりせずに、こどもたち世界を信じて見守ります。
それにはエネルギーが必要だけれど、しっかり見届けられてよかった。と思った一日でした。