かんけいについて。
ごきげんようございます。
TENTONEの屋上で空を眺めていると、あいも変わらずカワラバトたちが活きよく羽ばたいています。
とあるプレスリリースで”ツバメの住環境配慮のため糞避け板を設置しました”というニュースを読みました。生物多様性施策の一環で、専門NPO法人指導の下による保全活動だそうです。
先日、野生のオオタカの巣を守るために、巣のある木の下に侵入禁止テープを巻いたところ、数日後オオタカペアはその巣を放棄してしまった。という話を聞きました。
ある街の駅ビルはその大きなロゴマークに、野生のチョウゲンボウが巣を作らないようにと網を張り巡らされています。
とある病院の屋上では野生のハヤブサが例年巣作りをしており保護団体の方々が、建物からの巣立ちに失敗し巣に帰れなくなった若鳥を人の手で戻すなどの保護活動をしているそうです。
ある動物園の裏側にはカラスが入ったら出られない仕掛けの大きな黒い籠を設置しています。
最近、飼育下にあったミミズクが逃げ出し、数週間狩りをして生きていたが、その後自動車に轢かれ亡くなってしまったという報道がありました。
鷹と一緒に歩いていると「カラスを駆除して欲しい」「鳩の糞で困っている」等々と話しかけられることがあります。「何を食べるのですか?」と尋ねられお答えすると「残酷ですね」と話される方も多くあります。
共生・共存・共栄そして依存
自然やそれに近しい命はたくさんのことを教えてくれます。果たして─と自然と人間の関係について考える切掛が増えます。
自然と人間の関係に思いを巡らせていると、やがて人間と人間の関係性に及びます。そして、人間の在り様について果てることになったころアイスクリームを食べると、それはとても美味しく感じます。
自然やそこに生きる野生動物のように強くしなやかにありたいものです。