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6画面のマルチディスプレイを構成するためのPC、パーツ選び(+僕の激安構成)

半年以上の在宅勤務中、
斜め右前においてある1台のディスプレイをずっと眺めていたら、
右手、右肩、右腰、右足、右首・・・と、
体の右側だけがあちこち痛くなってしまいました。

そこで、この際思い切ってPC画面を6画面にして、
画面で正面から自分を包み込もうと決断しました。

メインで使っているノートPC(Lenovo のThinkpad x1-carbon)では
6画面出力に耐えられないので、
デスクトップPCも買うことにしました。


手間が無いけどトレーディング用PCは無駄に高い

Googleで「トレーディングPC」とか「6画面、PC」などと検索すると、
6画面や8画面に対応したデスクトップPCをBTOで販売している会社が3社程度ヒットします。

ですが、これらの会社が販売しているPCは、
PC本体だけで30万円前後して高額です。

色々調べてみると、
この30万円前後の中には、
訪問設置やその他サポートの料金も含まれているらしく、
そのせいで無駄に値段が上がっているみたいでした。
(それでもそんなにかからないと思うけど。。)

そんなサポートは僕には必要ないので、
自分のニーズに合ったPCを自分で構成することにしました。


今回は自分で1から調べるのではなく、
Dell、Lenovo、hpにはそれぞれ電話で質問させて頂き、
各社ともに標準では6画面出力のPCを作っていないことと、
自分でPCを組み立てる場合は「全て自己責任なので、アドバイスできない」との回答をいただきました。

ただ、LenovoとDellは片言の日本語でバッサリ切り捨てられたのですが、
hpだけは(僕も最初はモニタもPCも全部hpでそろえるつもりだったので)日本人の方が本当に丁寧に教えてくれました

サードパーティ製の部品を勝手に組み入れるのだから、
ある意味当然なのかもしれないのですが、
「構成例」として教えてくれるだけでも購入者としてはとてもうれしいし、
PCが爆売れする要因になるのではと昔から思っています。
(でも現実的に無数にあるサプライヤーの製品をPCメーカーが広くカバーするのは困難なことも理解しています)


①選んだグラフィックボード(グラボ、ビデオカード)

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グラボはDisplay portで出力するものが多いのですが、
探しまくると、HDMIで4つ出力するグラボを発見しました。
(多分HDMIで4つ出力するグラボとしては、現時点で唯一の製品だと思います)


Power PointやExcel、Power BI、それに株価や為替を見たりする分には、問題ないグラボですが、
3Dゲームには、GT710(NVIDIDIAが昔に開発したアーキテクチャ)なので、適していないと思います。

詳細な仕様 ↓

詳細な仕様を見ると、こちらのグラボを付けるためには、
PC本体に求める要件は、次の4つあります。

拡張スロット:PCI Express x16(Gen2.0以上) ※Low profileではない
サイズ:16.7cm x 10.5cm x 1.9cm 
Windows:64bit
電源:300W以上

あと、ちょっと熱が出るみたいです。

②6画面に出力するためのPC本体の要件

上記のグラボを選んだ影響も含めて、
PCに求める要件は以下になりました。

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③家で仕事をするうえで追加で必要な要件

以下は、6画面出力するための要件ではなく、
自宅作業のための要件です

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④ディプレイ(モニタ)に求める要件

値段もさることながら、
モニタを選ぶ際も以下の要件がありました。

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結論:要件全部に適した構成(PC、モニタ、グラボ、メモリ、アーム)

■デスクトップPC(本体のみ)
メーカー:Dell
型番:  Inspiron 3881
OS:    Windows 10 home (64bit)
CPU:    第10世代 インテル® Core™ i5-10400 プロセッサー(6-コア12M キャッシュ2.9GHz to 4.3GHz)
メモリ:   8GB(1x8GB)DDR4, 2666MHz
ハードディスク:   256GB(SSD) + 1TB(SATA HDD)
Office:  Microsoft® Office Home & Business 2019(日本語)
購入時価格(送料・税込み): 75,760円 (16,000円オフ+17%オフ適用後) 

グラフィックボード
メーカー: ASUS
型番:   GT710-4H-SL-2GD5
出力:   HDMI x 4スロット
インターフェース: PCI Express 2.0 (x16)
推奨電力: 300W
サイズ: 16.7cm x 10.5cm x 1.9cm
購入時価格(送料・税込み): ¥6,527

■メモリ(8GB→16GBへの増設用)
メーカー: Crucial
規格:   PC4-21300 (DDR4-2666)
購入時価格(送料・税込み): ¥3,660

■ディスプレイ(モニタ)6枚
メーカー: hp
サイズ:  23.8インチ
パネル:  IPS
解像度:  フルHD(1920 x 1080)
入力端子: HDMI、VGA
購入時価格(送料・税込み): 75,570円(2枚目1,000円割引+コールセンタ値引き7%適用後)

■モニターアーム(2本用x3つ)
メーカー: ※中華製No brand
耐荷重: 2~9kg
購入時価格(送料・税込み): 12,147円(50%オフ適用後 ※)
※1点ずつ購入しないと3つ全てに50%オフが適用されないみたいです

■電源タップ(モニター用6個口)
メーカー: エレコム
特徴:   6個口、ほこりシャッター付き
購入時価格(送料・税込み): 1,480円


購入総額

まとめると、全部込みで18万円弱で揃えられました。

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既製品(トレーディングPC等)だと
PC本体だけで30万円前後
することを考えると、
どんなけ構成だけで利益のっけてんねん!と思いますが、
自分でやってみようと思う人にとっては、かなりお得に作れますね。

ちなみに、今回僕は
オンボードのモニター端子と、
グラフィックボードのモニター端子を併用して
6台のモニターに1台のPCから出力する構成にしましたので、
PC立ち上げ時にBIOSの調整(※)をしなければいけません。

(※ 通常、PC本体のモニター端子と、グラフィックボードは併用されることを前提としていないため、グラボを指すと、オンボードが無効になります。ただグラボを指せば接続できるモニター数が増えるというものではなく、BIOSの設定が必要になる点に留意が必要です。)

BIOS設定の参考はこちらです。


以上になります。



▼追記2020/10/08


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