見出し画像

部屋の模様替え

部屋の模様替えをした。
せっかくの三連休、時間もあったので。

現状の家具の配置の図を描いて載せようかな、とも思ったんですけど、不特定多数が読めるここに載せるのはあまりに恥ずかしいので止めておきます…。
読んだ人に「こういう配置だから、こいつはご飯食べる時はこう動いて、くつろぐときはこう移動して生活してるんだろうな〜」と今も想像されているかもしれない、と思うと、落ち着かなくて耐えられないのです。
なので配置はぼんやりと書きます、配置を想像することは諦めてください。なんとな〜く「いい感じに移動したんだろな〜」ぐらいに留めておいてください。

   
まずは家具のおおまかな配置を考える。想像が膨らんで楽しい。
大体決まったので、実際に移動させる。

部屋の壁沿いにあったベッドを窓際に運ぶ。おお、外がよく見える!けど寝てる時に、窓の外とか音が気にならないかな。あ、カーテン閉めてみたらそんなに気にならないな、これはアリ。
窓の汚れが気になってきた、拭くか。バケツに水を溜め、雑巾も持って外に出る。拭く。窓に付いていた白っぽい縞模様の汚れが消えて、より透明になる。「ここに窓がある」という感覚も薄れて、外から見える部屋の中が妙にくっきりと目に映る。知らない人の部屋みたいだ。

窓の横にレールで移動させている煉瓦色のシャッターの汚れも気になったので、ついでに拭いてみる。2、3回こすっただけなのに、窓拭きで薄黒く汚れていた雑巾が一瞬で赤黒くなる。え、マジ?
バケツの水で絞ると、水が赤い絵の具のようになった。怖くなってきたので中止します。
汚れた水は仕方がないのでトイレに流すことにしたのだが、その水の入ったバケツを持って部屋を横切っているときが一番緊張した。「もしいま転んで、この水を部屋にぶちまけたら引っ越そうかな」と考えていた。
パラレルワールドの「本当に水をぶちまけてしまって途方に暮れる自分」を想像してしまう。


     
模様替えをしてみると、しばしばトラブルに直面した。そのたびに何とか解決策を探す。

  • 本棚の裏がなんか汚れている…拭いてもキレイにならない。これ予定していた場所に置くの嫌だな〜
    →裏が見えないように壁沿いに置くか

  • エアコンの風が気になる。風向きは一番上に設定しているのに
    →ネットで調べてみると、外付けの風除けパネルというものが売っていた。知らなかった

  • ここにベッド置いたら、本棚のこの扉開け閉めできないな…
    →開けっぱなしにしておくか(これは解決というより応急処置)

解決策を模索する作業は、「大変だけど楽しい」って綺麗な言葉でまとめようかと思ったけど、正直しんどいのであまりやりたくはない。優柔不断なので、うだうだ1時間ぐらい調べたり考えたり迷ったりするし。
けど、その末に良い解決策を見つけられると、達成感や満足感もあるし、苦労が報われたようで、やっぱり嬉しい。
応急処置的な対応しかできなくても、その箇所を見ていると「まあ何とかはできたよな」と、結果が少しずつその苦しさを薄めて、慰めてくれるような感覚がある。ちょっと大袈裟だけど。

あと、「このちょっと空いたスペース、空気清浄機ちょうど置けるじゃん!」と、パズルのピースがはまるような快感もあったり。

     
模様替えもひと段落ついた。
改めて部屋を見回してみると、なんとなく「これは良いかも」って漠然と感じられて嬉しい。人に自慢できるほどのクオリティではないけど。
休日の午後にはここから本を手に取って、ここに座って読もうかな。想像が膨らむ。

画像はイメージです

モノ相手だと「これ良い!」って直球に感じやすいけど、部屋とか建物みたいな空間だと「ここでこんなふうに過ごせるかも」と、自分が包まれるような漠然とした期待を感じることができるのかもしれない。
総じて、けっこう満足です。

   
実はまだちゃんと終わってはいないので(ソファを探してネットで注文したり、配線を整えたり)、まだ試行錯誤は続きそうです。
しんどい〜〜けど楽しい〜〜いややっぱりしんどい〜〜〜

いいなと思ったら応援しよう!