![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159570227/rectangle_large_type_2_8a736e1790458b87c42dd50850f3f8d7.png?width=1200)
Galileo Galilei 「Tour M」 行ってきました
金曜にGalileo Galileiのライブに行ってきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1730027832-H4lMzFhs7keumCbBYX9KQU1O.png?width=1200)
会場に入るとステージ上に、音楽ライブではお馴染みのギターアンプやドラムセット等だけではなく、
白いテーブルクロスの上に蝋燭が並べられたテーブル、ステージ中央の壇の上には豪華な玉座が。
「??」と面食らっていると、Galileo Galileiのバンドメンバー達が演者となって、なんと劇が始まった。
劇と並行して進むライブの構成に驚いたけど、新鮮で面白かった。
演者たちが歌って演奏すると、曲の音楽や歌詞が「王様の激しい怒りの曲だ…怖え…」「パーティーのダンスタイムだ!」といったふうに劇の文脈と繋がって、音源だけで聞いていたときよりも、さらにのめり込んで聴けた。
「(劇中で歌うことで感情表現する)キャラクター」の背後に、「(作詞作曲し、今演じている)尾崎さん」の感情を感じ取れて、1粒で2度美味しい、みたいな。
「MANSTER」はちゃめちゃにかっこよかった。歌詞の「でも増してくパワー」のところ、歌声に迫力ありすぎて怖かったぐらい。
「PBJ」もよかった。イントロのお気楽で間抜けなギター好き。
「ピーナッツ」「バター」「ジャム」をひたすら繰り返す、「どゆこと??」って内容の歌詞も好き。頭の中をピーナッツ、バター、ジャムがふわふわ回るハッピーな世界。
「ピーナッツ」って良い単語じゃん。音も跳ねてて可愛いし、美味しいし。
「財閥」とか「不良債権」よりも確実に良い。
ボーカルの尾崎さんの、ハスキーボイスかつ芯のある、深みのある声が、ライブ会場でよく通っていて迫力があった。初めて聴く曲も歌詞が超聴き取れる。歌うますぎる。
Galileo Galileiは、中学後半から大学初期にかけて特に聴いていた。
高校受験期には、進研ゼミのCM曲にもなった「僕から君へ」に、受験や将来への不安をより掻き立てられつつも踏み出す勇気をもらったりした。
高校に入ってから聴いた「明日へ」は、寒々としていて緊張感がありつつもサビでグッと力がこもる展開に、超かっこいい…と感動した。
「さよならフロンティア」の楽しくて心地よいメロディーも好き。
実写版ドラマの荒川アンダー ザ ブリッジのエンディングで、カッパ人間とか顔が星人間とかとラジオ体操?してるカオスな映像と、なぜか死ぬほど合ってたんだよな…。なんだったんだあれ。
2016年にバンドが休止してから、少し聴くのが遠ざかってしまっていたけれど、2022年の活動再開は知っていて、今年に入ってから今回のライブの存在を知り、「新体制になってからの曲の変化も興味あるし、一回生で聴いてみたいな〜」と思ったので観に行ってみた。
生演奏を見て、改めて好きになりました。
観に行ってよかったです。今後の曲も楽しみ。