モラハラ夫じゃないと思ってた件。
気づいてしまったんです。
うちの夫モラハラやんけ。。
ずっとモラハラだけは違うって思ってました。
まずいつも冷静沈着で暴言とか吐かないし、
文句ネチネチ言うとかもないし、
どっちかっていうと誰に対しても愛想悪いし、
いきなり豹変とかしないし、
モラハラのチェックリストにほとんど当てはまらないの。
だから、ただ無神経なだけって思ってた。
でも、ちょっと普通じゃないなとは感じていた。
ママ友の旦那さんの話を聞くと、家事とか育児をそこそこ手伝っている。
こないだママ友の旦那さんがおむつを買う係だったと聞いてびっくりした。
他のパパも、子供の靴を洗う係とか。
土曜日は必ず外に連れ出してもらうとか。
うちの夫に家事なんて頼めないもん。
父子で公園だって月に1回あるかないか。
なんか私たち、そんな気軽な仲じゃないのよ。
上司と部下って感じ。
もしくは、反抗期の息子って感じ。
雑用なんて頼んだらすごい不機嫌になっちゃう。
そんなんだから、娘が赤ちゃん時代はしょっちゅうキレてた。
私が胃腸炎でうごけなかった時も、助けてくれるどころか、舌打ちする感じ。
俺に負担かけるなよ、って顔され、いつになったら治るんだみたいなプレッシャー。
離婚案件。頼れる実家があれば逃げたかった(諸事情あり)。
でも子供が3歳くらいになって、会話ができるようになるとちょっと父親らしくなる。
別れるほどでもなくなった。
私もおおいに戦っていたしね。
そう、怒鳴ったり暴言吐いたり、外面がやたらいいのはむしろ私のほう。
そんな私に対し、冷静で論理的思考派の夫はどんどん冷めていった。
モラハラについて考えるきっかけになったのは、最近になり、子供が幼稚園に入ってママ友たちの話を聞いて、なんかうちは家庭内が冷えきっていると思ったこと。
温かい家庭を築く、なんて私なら絶対できるはずなのに。
夫には何も頼めないし、そういう抽象的な話をするとものすごく不機嫌になる。
いまテレビ見てるんだよ、俺に構うな、って顔される。
そう、夫が唯一モラハラに当てはまるのが、無視。
どうでもいい話には反応しない。
相談したいと思っても、それが夫に関心がないことだったりするとアウト。
聞いてももらえない。
「今はその話はいい」とかって。
それも慣れてしまった。
本当に困ってること、たとえばお金のことなどだけ。
何を言われても負けないっていう覚悟を決めて、タイミングを図って、言うことを整理し、肝を据えて話す。
それすら聞いてもらえないことがある。
そういう時は、強硬手段に出る。
家出(ビジネスホテル)とか、家事ボイコットとか。
そうするしかないんだもん。
でもそういうことをするたび、夫からは、感情的で頭の弱い妻だと思われるんだ。
なんか愚痴っぽくなってしまったが。
とにかく温かい家庭を築くにはどうしよう?って希望をもってネット検索したら、モラハラが引っかかった。
モラハラじゃないんだよなーでも検索結果はモラハラばっかり。
そこで思ったのは、自分がもしかしたらモラハラ体質じゃないかってこと。
さっきも書いたけど、怒鳴るとか外面いいとかって私のことだから。
ちょっとまじめに見てみようと、アマゾンで評判のいいモラハラ本を試し読みしてみた。
そうしたらドンピシャだったわけ。
モラハラ夫というのはピーターパンで、妻はウエンディなんだと。
なんのこっちゃと読み進めてみたら、ピーターパンは楽しげにウェンディたちをネバーランドに誘い込み、ウェンディにネバーランドのお母さんという役割を与えますと。
ウェンディはとても責任感が強く、なんでもかんでも頑張ってしまう。しかしピーターパンは自由気まま。やりたいことをやりたい時にするばかり。ある日ピーターパンは思いつきで誕生日パーティーをやろうと言うがケーキを作るのはウェンディ。
ウェンディがどれだけ大変で困っていても、ピーターパンはフック船長と戦ったり冒険に出てしまったりと自分優先に行動する。
モラハラ夫はピーターパン同様、ネバーランド的な自分の世界に妻を引き込み、ウェンディ的に働かせ、自分はわがままいっぱいに夢を追いかけ、自己中心的で無責任、怒りっぽかったりずる賢かったりと子供段階で意識レベルが停滞してしまっている大人(=ピーターパンシンドローム)だということが書いてあった。
これまんまうちの夫だわ。楽観的で面白くて魅力的な人柄なんだけど、悪気ないわがままとか自己中で無責任ってこのピーターパンそっくりじゃん!
さらに心に響いたのは、「一番大切なことは、『自分の相手はモラハラなのかどうか、相手はなぜモラハラをするのか』という相手の問題に集中せず、あなたの人生を取り戻し自分らしく生きること」と書いてあったこと。
つい夫側の事情をおもんばかって自分の問題が先送りになってしまうという鋭い指摘に、最後まで読む価値ありと確信しポチってしまった。
明日届くのでじっくり読みたいと思います。温かい家庭への一歩となりますように。