40代からの美容整形　その２

前回のつづきです。

顔のたるみをはじめとする老化に悩むこと数年、思い切って美容外科へ。

希望の施術はズバリ、フェイスリフト。

耳の前や後ろを切って、たるんだ皮膚をひっぱり、余った皮を切り取って縫合するというような大手術なのだが、それが最も効果的で長持ちし、かつ私の顔のタイプに合ってると思える。

そもそも、顔のたるみが気になり始めた数年前からウェブで美容外科のサイトをたまにチェックしていて、４０歳になったらフェイスリフトをやろうかなくらいには思っていた。

最初は溶ける糸とか溶けない糸、スレッド系のリフトアップを検討していた。ダウンタイムが少なく、ばれにくく、値段も30万円くらい？

でも１年たったら元どおりとかそういう口コミをみて、これはだめだと思った。毎年３０万は出せないし、異物をしょっちゅう顔に埋め込みたくもない。

やるならやっぱ一発勝負のフェイスリフトしかないと。

フェイスリフトといっても種類が色々あり、フルフェイスリフトとかいう顔全体を思いっきりひっぱり上げるガチのやつから、ミニフェイスリフトみたいなそれほどでもない人向けの軽めのやつもある。

私はミニフェイスリフトがいい。ダウンタイムは数日〜１週間、腫れも少ないそうだ。３日目とかに抜糸があり、傷跡は髪の毛で隠せるという。コロナでマスク着用がスタンダードになっている今はまたとないチャンスに思える。

費用は６０万〜１００万超。おそらく５歳は若返るだろう。あんまり安いところだと皮膚の下のSMASを引き上げてくれないらしい。そうすると１年で元に戻ったりするらしいが、ちゃんとしたところでやれば１０年もつとも言われている。

もう切るしかないんだ、たのむ今すぐ切ってくれ！

そうして六本木の某大手美容外科に無料カウンセリング予約を申込み、事前に質問をまとめておき、当日時間どおりに訪ねた。

結論から言うと、違う施術をすることにしました。

なんでフェイスリフトがだめだったかというと、先生曰く、やっぱリスクが高いらしい。

フェイスリフトは気軽に何度もできるものではなく、人生で２回、なんぼなんでも３回が限界。回数を重ねるごとに皮膚が戻ろうとするので、２度目３度目は引っ張るときの抵抗がすごいらしい。あと綺麗なフェイスラインにするためには１ヶ月くらい日中はできるだけ、少なくとも夜だけでも顔をバンドで固定しなければならず、家族にバレないという条件は厳しそう。

これはあかんやつやと絶望的な気持ちになり、このままさらに老いていくしかないのか・・・と内心打ちひしがれていたところ、別の施術を勧められる。

ヒアルロン酸、HIFU、サーマクール・・・実はヒアルロン酸は一回だけ打ち放題でやったことあるのだけどたいした効果は実感せず。サーマクールはないけどフォトRFなら一時期毎月受けていて、それも気休めというか痛いだけだった。。

そしてちょっとお値段が高い施術になるけど、と提案されたのがPRP皮膚再生療法。これも数年前に相当悩んで、赤ちゃん抱っこしながら美容外科に電話までしたやつ。ただの注射にしては５０万とか高いと思った記憶が。

ウェブでさんざん調べて結局スルーしたやつなので期待せず説明を聞いてみたんだけど、症例写真を見せられびっくり。めっちゃ若返ってる！！

というか一番心にささったのは、頬のコケがふっくらしていること。あと目のクマが相当改善されてる。我がコンプレックスの最たるものがどっちもぴかぴかに消えている。。

さらに驚いたのは、５年後とかでもしっかりと効果が残っていること。カウンセリング終了後にスタッフさんから聞くには、３年は持つ、８年経っても効果が消えていないお客さんもいると。

ただ即効性はなく、注射して徐々に効果があらわれ、１ヶ月で７割、半年で完成形になるという。ダウンタイムは若干の腫れ、青あざ、注射の跡で、だいたいメイクで隠せるレベル。注射の跡は３日ほどで消えるとか。

逆にバレにくくて最高じゃない？これは私のためにある注射ではなかろうか。

気になる費用は、基本料金１５万プラス１部位７万（プラス税）。たとえば法令線と目のクマだったら４部位になり、１５万プラス７万×４部位で４３万＝４７万３千円。さらに頬のこけを追加すると６２万７千円になり、これに塗る麻酔が４千円。一般的には法令線と目の下をセットで受ける人が多いらしい。

受けます、これやりますと食いぎみに申し込んでしまったが、たとえフェイスリフトほどの効果がなかったとしても、目のクマや頬のコケが改善されるだけでも、やってみる価値はあると思った。

他のクリニックを検討しないまま決めちゃっていいのかという懸念もあったが、大手だし先生もホームページに出てる人だし、先生が効果がなければ遠慮なく言ってくれれば追加するっていうし、あちこちやって６０万ならいいかと決めてしまった。

ちなみに、PRP皮膚再生療法のリスクは、入れすぎて顔がパンパンになることで、それも初期であれば解消できるとのことでした。

来月施術予定。乞御期待。