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体も心も全部見えたら、本当にいい?『フォレスト』第2話

こんにちは!こやながわです。
読みに来てくださりありがとうございます!

日曜ドラマ『フォレスト』『御上先生』『ホットスポット』
3本ともそれぞれの面白さがあり、観ていて楽しいですね!
全部、ご覧になりましたか?

それぞれに記事を書きたくなるくらい、今期のドラマは面白い!
まずは『フォレスト』で気になったところを書こうと思います。


医師の篠田が楓の母・鈴子を往診した際、交わした会話。 

鈴子:全部見えるようになったらいいのにって思わない。体がね、半透明っていうか、スケルトンになって、内臓とか丸見えになったら悪いところが全部見えて楽じゃない。

篠田:でも、半透明になっちゃったら、外歩くの恥ずかしくないですか。

鈴子:何のために化粧があるの!見られたくないところは、化粧で隠しちゃえばいいのよ。そうすれば、またうちの化粧部門が儲かる。ほんと。全部見えたらいいのに。体の中も、心の中もね。

『フォレスト』第2話

「全部見えるようになったらいいのに」というセリフ。
私も「まさに!」と思うと同時に、自分の心の中にある小さな抵抗も感じました。

鈴子が語る「スケルトンの体」という例えは、人間の弱さや隠したい部分をも内包しているように思えます。
そして鈴子の言葉は、一見ユーモラスにも聞こえますが、その奥には「本当に隠し事がなくなったら人間関係や健康も楽になるのでは?」という問いかけでもありますね。

同時に、彼女の化粧に対する視点も面白い。
「見られたくない部分を隠すもの」としながら、それを商売につなげる考え方には現実的な強さを感じました。

実は私自身、化粧が苦手です。
何となく「自分を隠している」気がして、違和感を覚えることがあります。
素顔をさらけ出すのは勇気がいりますが、それが本当の自分なのだと思うと、ありのままでいるほうが楽だと感じます。
とはいえ、鈴子のような考え方もまた一つの真実。
人間誰しも、見せたくない部分を抱えながら生きている。
その一方で「全部見えたらいいのに」という言葉は、ありのままでいることへの憧れでもあるのかもしれませんね。


鈴子の「体も心もスケルトンになれば」という言葉には、隠し事や嘘に疲れた大人の本音が詰まっているように思えます。

あなたならどうでしょう?
「全部見えるようになったらいい」と思いますか?
それとも、少しだけ隠しておきたい部分ありますか?

次回の展開、待ち遠しいですね!

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