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フードが別々になったよ

おやあ、現在、いぬうた市の、きゅん君と、
ぐーちゃんの自宅は朝の散歩が終わって、
ご飯の時間なのですが、ぐーちゃんが、
ママが出してくれたご飯をあんまり気が乗らなそうに食べています。
と、なんだあ、とうとうフードがまだ半分残っているのに、
食べるのをやめてしまいましたね。
きゅん君などは爆速であっという間に全部平らげたというのに。
一体、どうしたのですか?
もしや体調でもお悪いのですかね。
食べ終わった。きゅん君も、ぐーちゃんの、
この異変に気付きました。
「ぐー、どうしたんだよ?フード、もう食べないのか?食べないなら僕がもらうぞ」
それは、きゅん君ダメですよ。
まずは、何故、ぐーちゃんが食べるのをやめたのか、
をちゃんと聞かないと。
すると、ぐーちゃんが言いました。
「ぐー、このフードさん、飽きたあ」
えっ、そうなんですか?
まあ、確かに毎日おんなじ味のフードですからね。
それは分からないでもないです。
「じゃあやっぱりいらないんだ。いらないなら僕食べるよ」
と、きゅん君、ぐーちゃんが残した分を、
食べる気まんまんでしたが、
その前にママも、ぐーちゃんの異変に気付き、
きゅん君に取られる前に、
ぐーちゃんのフードのお皿を下げてしまいました。
「ちぇ。もっと早く食べちゃえばよかったな。ぐー、今度から残すんだったら、すぐに言えよ」
と、やっぱりご自身が食べることしか、
考えてないようですが、そんなことが何日か続き、
ぐーちゃんがまた半分ほど残し、それを見た、きゅん君が、
「ぐー、今日も残すのか?だったら僕が食べていいか?」
と聞いているうちに、その様子をずっと見ていたママが、
すぐに、ぐーちゃんのフードのお皿を下げる日々が、
ここのところの状況でありました。
そしてママはこれが続くのが、よくないと判断し、
早々に対策を打ちました。
それは何かというと、ぐーちゃん用の、
新しい味のフードを用意したのです。
「それはママ、最高のグッドアイデアだね!これで僕はふたつの味が楽しめる訳だから!」
と、きゅん君、相変わらず食べることしか考えてないですが、
言っときますけど、きゅん君は今までのフードで、
ぐーちゃんが新しい味のフードですから、
その点、ご了承あれ。
「なんだ。ちえっ」
と、ガッカリきゅん君はさておき、ぐーちゃんは大喜びです。
「わーい!ママ、ありがとー!ぐー、新しいお味を楽しむわー!」
なんて感じで、次のご飯から新しい味のフードを楽しみました。
よかったですね。ぐーちゃん。
っと。この味が飽きることがないように祈りつつ。

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