【FRB利上げ+バランスシート縮小のダブルパンチ!!】毎日5分!経済英語NEWS!
おはようございます。
八木翼です。
FRBは2つのことを同時に行い、金利を上昇させます。
1.Federal Funds Rateの引き上げ
2.これまで購入してきた米長期国債とMBS(不動産担保証券)の売却
です。
FFRが上昇すると短期金利は上昇し、長期国債が売られると長期金利が上昇します。
要は、金利はどっちも上がる見込みであるということです。
この売却のペースがわかりませんが、多くの人が銀行株を薦めています。
個人的には、銀行は長短金利差で稼いでおり、両方の金利が上がるのであれば、あまり旨味はないのかなと思っていますが、バランスシート圧縮はこれまで議論されてこなかった部分ですので、株式的には銀行株が上昇傾向です。
ゴールドマンサックスが、年4回のFRBの金利引き上げを予想していますね。
ニュースを見てみましょう。
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■■【毎日5分!経済英語NEWS!】 20210111
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■■1.英文和訳
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Goldman Now Expects Four Fed Hikes, Sees Faster Runoff in 2022
(ゴールドマンは現在、FRBの引き上げ回数を4回と予想。2022年の駆け込みを見越す)
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(1-原文)
The Federal Reserve will likely raise interest rates four times this year and will start its balance sheet runoff process in July, if not earlier, according to Goldman Sachs Group Inc.
Rapid progress in the U.S. labor market and hawkish signals in minutes from the Dec. 14-15 Federal Open Market Committee suggest faster normalization, Goldman’s Jan Hatzius said in a research note.
・if not earlier:遅くとも
(1-和訳)
ゴールドマン・サックス・グループは、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年4回の利上げを実施し、バランスシートの解消を遅くとも7月にも開始するだろうと予測している。
ゴールドマン・サックス・グループのヤン・ハツィウスは、リサーチノートの中で、米国の労働市場が急速に進展していることや、12月14~15日に開催された連邦公開市場委員会の議事録に見られるタカ派的なシグナルは、より早い正常化を示唆していると述べている。
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