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179_野球好きにはたまらない!?ウェブ広告と経営に役立つセイバーメトリクス!_P/PA編
野球好きにはたまらない!?ウェブ広告と経営に役立つセイバーメトリクス!
ということで、楽しいお時間がやってきました。
今日は、数字分析大好きな私が、
セイバーメトリクス×経営×ウェブ広告
の観点から、
経営やウェブ広告に役に立つセイバーメトリクスの分析をしていきたいと思います!
はじまりはじまり~
完全に趣味です。
今日は、
P/PA(Pitch per Plate Appearances)
という指標をもとに、分析していきたいと思います!
P/PA(Pitch per Plate Appearances)とは?
1打席当たりの被投球数。粘り強さを示す指標。
3.9を超えると優秀、4.20を超えると非常に優秀と言われる。
打者の指標ではあるのですが、
要は、粘り強さ。
自分の打席ごとにどれだけの球数を投げさせるかの指標です。
規定打席以上に絞った場合
2023年のセ・リーグのトップは
ヤクルトの村上で4.4、ドベはDeNAの関根で3.45です。
2023年のパ・リーグのトップは
ソフトバンクの近藤で4.45、ドベはソフトバンクの今宮で3.66です。
※MLBはまだ分析できませんでした、、、ごめんね
1試合に投げる平均投球数
平均を取ると、約300球というデータ
≒1チームは150球投球されているという認識です
という状況がわかりました。
また、1試合の打席数は、
打順別1試合平均打席数(2019年/NPB)
1番 4.68
2番 4.56
3番 4.46
4番 4.36
5番 4.26
6番 4.15
7番 4.04
8番 3.92
9番 3.79
という数値があり、すべて足し合わせると、38.22打席
すべての打席にSB近藤がたったとすると、
4.45×38.22=170.1球
相手チームに170球投げさせることになりますね。
1試合150球投げているケースと比べると、1.13倍多く球数を投げないといけないようです。
この1.13倍は、地味に効いてきそうな数値ですね。
一方で、
すべての打席にDeNAの関根がたったとすると、
3.45×38.22=131.8球
相手チームに131.8球投げさせることになりますね。
すなわち、全体で38打席が平均の中で、
全員が1球、ドベより多く投げさせる意識を持つだけで
かなり投球数的には不利な要素を産み出せそうです。
高校野球などでよく見かける
「球をよく見ていけ」のような作戦は、一理有るということでしょう。
そして、昨今のMLBでは、諸処の事情で、先発投手の平均投球回数が減っている
概ね93-83球と、なるのだが
93球=SB近藤の20.89の打席分(1試合の20.89/38.22)=54.7%=4.92イニング
93球=DeNA関根26.95打席分(1試合の26.95/38.22)=70.5%=6.34イニング
先発投手を引きずり下ろすまでに、1.42イニングの差があることになり、
5回を持たずしてノックアウトなのか、
6回途中での交代なのかで、戦局や、長い長いリーグ戦では優位なこととなる。
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これを、ウェブ広告と経営にどう落とし込むか。
長くなるといけないので、
・競合相手の広告予算を推定する
※事業部や、人数、資本金などから推定
※想定リソース、野球でいうと先発の球数、控え投手を推定する
・■■■■を仕掛けると、✕✕✕の指標が△△△
そうすることであいての、■■■が、どのぐらいまで、、、
というように、相手の懐事情から、色々なことを推定して戦うことも可能なのだ。
経営、ウェブ広告部分は、お仕事の領域でもあるので
少しだけ遠回りな表現になりましたが
数字あそびが大好きな人は是非仲間になりましょう!