良い感じのお店
1月13日(土)に夜喫茶へ。
秋くらいに散歩しているとたまたま見つけたお店。ずっと行きたいなと思いながらも、年末年始の忙しさに追われて行けてなかった。
『夜喫茶 AGORA』
窓がないお店だから、中がどんな感じになっているのか分からないので、内心ドキドキしながら、いざ入店!
喫茶というよりはバーに近い感じ。
お店の中には(おそらく)常連のお客さんとオーナーさん。
「オーナーさんは誰かに似ているような…。あ、愛知のケーキ屋さんのオーナーさんに似てる。」なんて思いながら、少しだけソワソワ。
メニューを開くと、バーのようなお店の雰囲気とは打って変わって、『ザ・喫茶店』というようなメニュー。ざっくり言えば、ナポリタン、トースト、ハコパンの3種類。
晩ご飯も兼ねていたから、ナポリタン、ハコパン、トースト全部いこうかなと思っていると、「ハコパン、めっちゃ多いけど大丈夫?」とちょっと笑いながら教えてくれた。結局、ナポリタンとハコパンを注文してみた。
たしかにボリューム満点のハコパン。
そして、昔ながらのナポリタン。
メニューの種類は少ないなって思ったけど、これだけ美味しいものを出されると、納得してしまう。
実は引越しを考えている僕たちは、ご飯を食べながら検討中の物件を見て想像を膨らませ、会話が盛り上がっていた。すると、オーナーさんが「引越しするんですか?」と気さくに声をかけてくれた。
これには僕も嬉しくなり、「そうなんですよ。2LDKで〇〇万円。」「え、めっちゃ安!」…みたいな会話をしていると、常連のお客さんも会話に入ってきてくれた。
この気さくなトークがなんとなく好き。
友達と雑談するような感覚。
会社に入ってからは、人間関係を意識することが増えて、会話するにしても多少の気遣いが必要になっていた。それは友達も例外ではなく、その人のことを知っているからこそ、変な気遣いがあった。
だけど、ここでの会話では不思議とそんなことは意識しなくてよかった。意識しなくてよかったというより、意識することを忘れていたというのが正しいのかも。
学生時代の授業と授業の間の休憩時間にする、他愛もない会話のようで、どことなく懐かしさもあった。
ほんとに不思議で、良い感じのお店だった。