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【転職の考え方⑥】40代の転職でぶち当たる大きな壁、嫁ブロック!!

必殺、嫁ブロック!

嫁ブロック。そんな言葉を聞いたことがあるだろうか??

私も転職活動を始めて知った言葉だが、まぁ、これがあったよ。しっかりと。

要するに転職に対し嫁から猛反対、ブロックされること、を言うのであるが、私達夫婦世代からすれば、メガバンクなんてのはやっぱりまだまだエリート。年収1,400万円あればそれなりに贅沢な生活もできる。

それをミスミス捨てるようなことを、何故するのっ??
私がやることには、比較的普段寛容な嫁であるがこの転職については猛反対。メガバンクで管理職にもなって、安定した生活が送れるのに、なんで?
だいたい40歳も過ぎて採ってくれるところなんかないでしょ?
あったとしてもたいした会社じゃないでしょ?
内定もとれてないのに、夢だのなんだの偉そうなこと言わないでよっ!!

嫁の親ブロック!!

とことん詰められる。。これは銀行時代の上司に詰められるよりもきつい。
更に、嫁ブロックの発展版として、嫁の親ブロックというものもある。

私の場合、直接的に嫁の親が反対してくる、ということではなかったが、「もう、うちの親も高齢で体調も悪いんだから、余計な心配かけさせるようなことしないでよ。。」と涙ながらに嫁から語られる。
これはなかなかにきつい。

例えば、誰しもが知っている大手商社や大手デベロッパーなどであれば、嫁も嫁の親も納得するかもしれない。ただ、そのような日本の同じく大企業に転職するのであれば、今のメガバンクで働いているのと大差はない。ましてや、強烈な縦社会の中で、外様としてよりつらいサラリーマン生活を強いられるだろう。

嫁ブロックを突破するには?

では、どうすれば嫁ブロックは突破できるか。
これは、それぞれの家庭の事情によっても大きく対策が異なるだろう。
私の場合は以下の通うりだ。

・自分の今の職場での実情を事細かく説明する。特に、銀行については将来性のなさ、福利厚生など処遇についても年々削減されており、アングラでリストラが進んでいたのでその実情をよく説明しました。

・転職活動の成果を伝える。不採用などもあったが、エージェントからの評価、中には、名もなき企業だが、メガバンクの管理職という肩書だけで、社長自ら直々に面談、採用を進めたいなんて会社もあったから、そのような話は嫁に対しても安心材料になりました。

・転職先の雇用条件をしっかりと説明する。これは後の話であるが、私が転職した外資系企業は、業界では有名であるが一般人には知られていない会社であるため、嫁からすれば、外資系といえば漠然と、実績悪ければボーナスがもらえない、すぐ首にされてしまう、などのイメージがあったようで。正式採用前はあまり細かい処遇の話などは聞けないものですから、正式採用通知(オファーレター)があってからでなければ説明できないんですけどね。開けててみれば、給料も福利厚生もはるかにメガバンクよりもいい。また、日本の雇用法において、正当な理由もなく簡単には首になんかできないんですよね。

など、必死の説明が功を奏し、なんとかかんとか嫁の理解も得られました。あなたのパートナーやご家族も、特に40代で転職など言い出そうものなら、とても心配するかもしれません。ただ、そこは感情論で返してはいけない。しっかりと理路整然と、ご自身の思いや転職成功の可能性、将来のプランなどをご説明することが大切だと思います。


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