転スラ 悪魔三人娘の力とその配下達

今回はディアブロがリムルの世話ができるよう自分の雑事を他人に押し付けたいがために連れてきた悪魔三人娘の力とその配下達についてネタバレを含みながら紹介したいと思います。

リムルの仲間としては最後の方に回ってしまいアニメでもまだ登場していません。しかし遅れて登場しても確固たる実力を持ち戦闘だけでなく魔国連邦での職場でもリムルに多大なる貢献をすることになります。そんな悪魔三人娘の正体について最初に説明していきます。

結論から言うと悪魔三人娘の正体はディアブロと同じ原初の悪魔七柱の内の3人です。ブラン(白)、ヴィオレ(紫)、そしてジョーヌ(黄)と呼ばれ冥界で互いに勢力争いをしておりとても好戦的で我侭な性格をしております。そこへディアブロが勧誘するかたちでリムルの所に連れて行きそこでテスタロッサ、ウルティマ、カレラと名付けられることになりました。次の段落から大きく分けて三人娘の戦闘力と魔国連邦での仕事内容について触れていきます。

先ず彼女らの戦闘力はとても高くディアブロなんかはテスタロッサ相手に悪魔公に進化していても確実に勝てるかどうかは分からないと思わせる程であった。そんな彼女らの初めての戦闘シーンは帝国との戦いで描かれておりウルティマが飛行船部隊に破滅の炎、テスタロッサが帝国近衛騎士団と戦車部隊に死の祝福そしてカレラが帝国の残存兵を重力崩壊という核撃魔法で帝国兵士を一網打尽にしてしまったのである。主に魔法を使った戦いをし意識するだけで自然に魔法が生じるくらいとても気軽に発動することができるのである。しかし彼女達は魔法だけでなく近接戦闘にも重きを置くようになり苦手を克服するようになっていったのである。その戦い方は書籍15巻の帝国の一桁数字との戦闘シーンで明かされる。ウルティマが序列2位のダムラダと拳を交えた戦いを、カレラが序列1位の近藤と刀を使った戦いが描かれている。この時シエルの助力によって究極能力を獲得することで自分達の武器にそれを付与することでより強力な力に目覚めることになる。ウルティマは自分の爪にカレラは刀に付与させダムラダと近藤に勝利することができたのである。そしてその後はテスタロッサがヴェルグリンドと対峙することになり魔素量が10倍の差があっても互角に渡り合える程までに成長したのである。

次に魔国連邦における彼女達の仕事内容を説明していきます。彼女達は原初の悪魔、長く生きているだけあってとても頭が良く尚且つ契約を重んじる種族なので言葉巧みに利用する輩に騙されたりすることがないのである。なのでリムルから国における重要な役職を勧められテスタロッサは外交武官に、ウルティマは検事総長、カレラが司法府最高裁判所長官を任されることになった。そしてそれぞれが真面目に働くことになるのだが真面目を通り越してウルティマとカレラはよく仕事内容で喧嘩を起こしたりするのである。一人西側諸国に出向いていたテスタロッサだが此方も充分な成果を得ることになる。それはロッゾ一族という西側諸国を裏で支配する者達がイングラシア国の結界を破壊させギィの部下であるミザリーを召喚させ国を滅ぼし世界を戦乱に導こうとしたのだがそこに外交武官として居合わせたテスタロッサによって阻止された。敵を退かせ裏切り者を摘発することで国を救ったという人物として評価され西方諸国評議会での魔国連邦の地位を盤石なものにしたのである。

ここからは彼女達の側近の部下達を特徴を交えながら説明していきます。

先ずはテスタロッサの従者からでモスとシエンと名付けられました。モスは少年のよう姿をしており自分を多数の小さな分身体を作ることで情報収集することを得意としております。原初に次ぐ実力者です。次にシエンはテスタロッサが戦争に参加している際に代理人として評議会に参加をしたりと彼女の補助に回ることが多い。

続いてウルティマの従者はヴェイロンとゾンダと名付けられました。ヴェイロンはカイゼル髭が特長的な紳士な人物で戦場であっても紅茶を用意したりと彼女達からは気の利いた人物として評価されている。続いてゾンダは料理を得意としておりゴブタやガビルといった他の人物達にも料理を作り戦場での兵士のお腹を満たす人として重要な役割を持つようになった。

最後にカレラの従者はアゲーラとエスプリと名付けられました。アゲーラは魔法ではなく刀を使った戦いをする珍しい悪魔であるが暴走者の如く暴れるカレラを止める常識的な考えを持っている人物でもある。エスプリはアゲーラとは全くの正反対でカレラの意見に賛同し追従する人物である。

主な登場人物を上げたが彼女達には更に600の悪魔族とディアブロが道中に見つけた上位悪魔、後にヴェノムと呼ばれる者が従えていた100名と合わせて計700の少数ながらも魔国連邦最強の軍団として結成されたのである。ディアブロの身勝手な行動が最終的には魔国連邦を救うことになり他国からも法治国家として高い評価を受けることにもつながっているのである。



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