転スラ 魔国連邦の戦力③

今回は魔国連邦の観光施設であり鉄壁の守りにもなる迷宮を守護する迷宮十傑とその他の強者達をネタバレを含みながら紹介したいと思います。また過去にどういった経緯で魔国連邦に来たのか軽く説明をするキャラもいます。先ずは迷宮十傑から。

迷宮十傑とは魔国連邦の幹部クラスの実力を持ち迷宮の階層を守護する役割を持っている。名前の通り人数は10名で連携して戦う者もいれば配下を持ちそれを指揮したりと戦い方にも違いが見られる。それらを次の段落から迷宮の上の階層から順に説明します。

◎魔導王ガドラ                             60階層の守護者                          元々十傑筆頭だったベレッタが抜け暫定的に(ほぼ決まりだが)ガドラが引き受けることになった。実力も申し分なく相手の魔法を妨害したり2種類の魔法の同時発動といった魔法を使うことを得意とする。また輪廻転生によって何度も転生を繰り返しており知識の量や魔法理論の発見、更には異世界人との交流で様々な兵器開発を東の帝国に貢献していた。

◎不死王アダルマンと死霊聖騎士アルベルト                  70階層の守護者と70階層の前衛                            クレイマンとの戦争の際クレイマンの城の守護者として立ちはだかりシュナとソウエイ、ハクロウに戦い敗れた後リムルの配下となったのが始まりである。霊子崩壊の攻撃をシュナの霊子妨害で自分に返されその攻撃で大きく弱体してしまったが迷宮の魔素やルミナスから詫びとして贈られたスキルをもとにベレッタの協力で生み出したエクストラスキル「聖魔反転」により、自らとその配下を聖属性とすることで弱点である神聖魔法を克服するようになる。アルベルトはハクロウと互角に斬り合える剣の達人であり、アダルマンが聖魔反転を獲得した後は聖なる力でも魔の力でも対抗できるようになる。しかもアルベルトはアダルマンに魂を預けているのでアダルマンが死なない限り肉体が消滅しないという厄介な存在になっている。

◎蟲女王アピト                           
 79階層の領域守護者                        アピトは軍団蜂の女王として体長30cm程の蜂を従えている。その蜂は音もなく接近し音速を超える高速機動を行えることから無音の暗殺蜂と呼ばれている。数も1,000匹を超えていて尚且つ強さは特A級相当と並の軍団では歯が立たない強さを持っている。アピト個人の強さも相当で師匠であるヒナタの厳しい訓練をこなし洗練された動きで戦う術を身に付け毒針や羽の振動で放つ衝撃の刃を武器とする。

◎蟲皇帝ゼギオン                           80階層の守護者                           ヴェルドラを師に持ち日々鍛錬を積んだことで近接格闘に於いて無類の強さを誇ります。同じ種族でありカリオンやフレイ並にアピトでさえ3分も耐えられないくらい勝負が一瞬にして終わってしまうのである。近接格闘の他にもリムルの究極能力の誓約之王の絶対防御の一種空間歪曲防御領域を使用し空間属性の攻撃すら無意味にしてしまったり、次元等活切断波動という空間断絶を起こす攻撃もすることができる。

◎九頭獣クマラ                             90階層の守護者                          クマラも元はアダルマン達と同じくクレイマンの部下でありリムルが支配の呪法を解呪することで仲間になりました。クマラもアピトと同じくヒナタの指導の下戦闘訓練を学び幼い子供から綺麗な美女へと成長したのである。そんなクマラは自分の尻尾から8匹の魔獣を召喚することができそれぞれ得意とする戦い方を持っている(8匹の魔獣の詳細は今回省きます)。そしてその8匹の魔獣を自分に集約することで本来の力を発揮することができます。九尾連斬という輝く尾の四方八方からの斬撃によって相手を粉微塵に切り刻まれるほど尾が凶悪な攻撃手段となっている。                           

◎火炎竜王エウロス、氷雪竜王ゼピュロス、烈風竜王ノトス、地砕竜ボレアス                                 96階層から99階層の守護者                     迷宮の階層に地形効果を付与する目的で、ミリムに捕獲され迷宮に連行され、それぞれ99階層から96階層の階層守護者を任される。当初はあまり知能知能を有していなかったが、迷宮内の魔素を摂取したことで竜王へと進化を遂げる。リムルがギリシア神話の東西南北の風を司る神から考え、ラミリスから名と称号を与えられ、エウロスは炎獄竜王、ゼピュロスは氷獄竜王、ノトスは天雷竜王、ボレアスは地滅竜王の名となる。また、リムルから名付けをされたことで魔素量が数倍に上昇して人に近い姿へ変化できるようになり、エウロスは赤髪の美女、ゼピュロスは細身の美男子、ノトスは小柄な幼女、ボレアスは筋肉質な大男の姿となる

ここからは迷宮十傑以外の強者を説明したいと思います。

◎聖魔人形のベレッタ                             ラミリスの守護をリムルから命じられておりそちらの方を優先するためにガドラに譲り受けた流れです。しかし、抜けたとしても強さは負けておらず、正反対の属性を自動で獲得するユニークスキル天邪鬼を保有し、悪魔族と天使族の双方の性質を持ち戦いの場面で臨機応変に使い分ける。

◎霊樹人形妖精のトレイニー                        ベレッタと同じくラIミリスの守護をしているのだがラミリスがおかしなことをしたとしてもそのことに疑問を持たず言ったことは全肯定である。森の中では圧倒的な強さを誇り、植物を介した瞬間移動や情報共有、上位精霊と同一化して能力を高めることができる。

◎聖魔霊王のカリス                               元はシズに憑依したイフリートでリムルが捕食した後改心し助手を欲したヴェルドラがリムルへ頼み込み、リムルの胃袋から復活する。ヴェルドラから名を与えられ、炎の聖魔霊王へと進化する。これにより、ヴェルドラに仕える形で迷宮の仲間となり、また、炎だけではなく風の系統も使えるようになる。

◎死霊竜のウエンティ                              アダルマンのペットとしてアダルマンを守護する死霊竜である。身に纏う妖気に触れるだけで精神を破壊され、腐食吐息(ゾンビブレス)を放ち、その瘴気で精神汚染された者はアダルマンの命令に従う腐肉者(ゾンビ)となる。魂への直接攻撃しか有効アルベルトと同様に魂をアダルマンに預けているため、アダルマンが死なない限り肉体が消滅しない存在となる

以上が迷宮十傑のメンバーとその他の強者を紹介しました。各個人の強さもいつかはより詳しく紹介します。


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