スピ会社での処世術

こんにちは！
転職したら陰謀論を鵜呑みにしまくる上司がたくさんいるスピ会社だった、てんすぴです。

この前、お客様に陰謀論について熱く語られました。
この日てんすぴはとても疲れていたので、ついつい途中から聞こえないふりをしたのですが
アルバイトで来てくれてる学生さんたちが、めちゃくちゃ前のめりに
「えー！そうなん？！」
「知らなかったわー！こわい！」
と答えていて、ちょっと心配になりました。

子供の時って、大人が言うことに対して「本当なんだ！」って思いがちじゃないですか。
まぁてんすぴは、わりと若い時に「大人って嘘つき！！！」って気がついて盗んだバイクで天城越えしましたけど。
こう、言い方悪いけど…
「洗脳」という言葉が過りました。
私が、この子達を守らなくっちゃ…。
なぞの使命感にかられるてんすぴ。
聖女かよ。

講演会の片付けが終わってから、おそるおそる学生たちに「みんな、スピ好きなの？」と聞いてみました。
もちろん、他の社員には聞こえないようにです。
聞かれたらてんすぴの命が危ない。

すると、ひとりの学生がニヤッと笑って左袖をめくり、てんすぴに見せてきました、ワクチン接種の跡！！！
「ぶっちゃけ論破する自信あるけど、ぶっ飛んでて面白いからあえて乗せて喋らせてる」
という学生たち。
安心、安心したよてんすぴは。
いやぁ、学生時代からこんな遊び覚えて、贅沢すぎかよ、アンタたち…。
久々に「こちら側の人達」と会社で出会えて、安堵。

そして学んだこと。
下手に陰謀論を苦笑いでやりすごそうとすると
相手はそれを見破ります…。
てんすぴが顔に出やすいタイプだからかもしれないけど…。
そうなると、向こうは「なんとかしてコイツに教えてあげないと！！」とヒートアップして止まらなくなるのです。土曜の夜のジョン・トラボルタのように…。
だからこそ、私も学生たちを見習って
「そうなんや！！しらんかったわ！！陰謀するやつひどい〜！！」
とか言ってやり過ごしていこうと思いました。
私が売っているのはエンターテインメントですからね。

そのあと学生たちに、
「えってんすぴさん社員なんですか？！学生じゃないの？！見えない！若い！可愛い！！」
と言われて嬉しくなって全員分のジュース奢りました。