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スピマウンティング女子の世界

お久しぶりです、てんすぴです!

まだ大丈夫です!!
1000%そちら側の人間です!


スピ&ブラックカンパニーで毎日揉みくちゃにされておりますが、
なんとか生きております。

今日は、マウンティングのお話です。
スピのマウンティングは、普通のマウンティングとはちょっと違います。

先日、講演会の控え室で
ノートパソコンを開いて持ち込み仕事をしていたてんすぴ。
そこに、ヒーラーの卵集団がお昼ご飯を食べにやって来ました。

ヒーラーの卵軍団。
講師、と呼ぶにはまだ早いけど、講師たちの下で働きながら立派なヒーラーを目指している人達です。
一般社会で言い換えるなら弟子ですね。
どうやら今日のお昼はカレーらしいです。

ヒーラーA「今日はお客様もみんな“整って”きてるね〜」
ヒーラーB「そうですね〜」
ヒーラーC「来た時と波動が違うものね〜」

ちょっとよくわからない会話を繰り広げ始めるヒーラーの卵軍団。

多分彼女らにとって
天気の話をしているかんじなのだろう、と気にせずに仕事をするてんすぴ。
すごい、てんすぴ、めっちゃ成長してる。

ヒーラーA「この前、○○先生とお会いするご縁があって〜」
ヒーラーB「ええ!○○先生?!」
ヒーラーC「すごぉい」

でた!!!
ご縁!!!

この業界、みんな口を揃えてご縁ご縁って言うんだよな。
もういいよ、ご縁ビジネスは。

ヒーラーA「私は前世、森の妖精だったんだけどね〜」
ヒーラーB「え!!私もよ」
ヒーラーC「私は言葉を話すイルカ
ヒーラーA「○○先生に、見破られちゃって〜」
ヒーラーB「私もお会いしたいわ〜あの頃飲んでいたお花の朝露の味が忘れられないの」
ヒーラーA「私もその記憶あるわよ」
ヒーラーC「私は海水が恋しいの」

チョットマッテ。

突然繰り広げられるマウント合戦の速度にびっくりするてんすぴ。
こっちは仕事してんだよ!!!
くだらねー話して集中力途切れさせんじゃねーよ!!
もっと続けろ!!!!

ヒーラーB「じゃああなた、○○(よくわからないカタカナ、忘れた)に言った記憶は?」
ヒーラーA「私はどちらかというと北欧の〜」
ヒーラーC「(忘れたけど多分ずっとキューキューって言ってた、イルカ語)」

一通りカレーを撒き散らしながらマウント合戦を終えた彼女らは、師匠の元へ去っていったのでした。

去り際、てんすぴをチラッと見て
ヒーラーA「オフィスレディってすごいですねw私ってオフィスで働いたことないからぁ〜尊敬します><」
って言われた時は
前世で妖精の羽根を剥ぐ悪魔だった頃の記憶が蘇りそうになりました。


おわり。

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