森喜郎と日韓問題


日韓請求権協定に関して、元徴用工問題で既に条約で解決済みだと主張する我が日本。

森喜郎がジェンダー問題で批判されてる理由がわからないのは、多くの日本人も同レベルだからだ。

わかっていれば基本的人権に違反していることを言うだろう。

世界人権宣言が五輪懸賞の肝だ、なのに日本ではちゃんと教えていない、これではマスコミが何を言ってもマスコミ事態がわかっていないから、無駄だ。


ちょっと私用で使います。

トロイやさんの小説が面白そうなんで、ここにつなげてみる。

映画「上海の朝鮮人」

①1939年の上海、ある朝鮮人の家族が懸命に生きていた。
父親は、毎日闇市場へ行って元締めから「アヘン」を仕入れる。
仕入れたアヘンを「阿片窟」と呼ばれるスラム街でシナ人に売りさばくのだ。儲けは少ない。
利益は「日本人の元締め」が独占しているからだ。
しかし、ここ上海でも差別されている朝鮮人は「まともな仕事」にはありつけない。
今日も官憲の目を逃れ、やくざに上前をはねられないように、注意深くアヘンを売る。

母親は、路上で物乞いをする。稼ぎを増やすために、3年前に末っ子は「日本人の元締め」に片足を折られた。親子は必死に声を張り上げる。
日本人観光客や親日派成金が、親子を汚らしいモノでも見るように眉を顰める。
(お前らだって、国を失えば、こうなるのに)と、恨みはつのる。
けれども食っていくために、カネを持っていそうな客に、卑屈な笑顔を向ける。

長男は、一家の大黒柱になろうと努力している。泥棒の腕は一流になった。
けれども、稼ぎの大半は中国人やくざに持って行かれる。
泥棒だけじゃ限界がある、これからはやはり「詐欺」だろう。
賢い長男は、未来を見据えていた。

次女は、売春宿で働いている。
美しくは無いので、あまり客がつかない。
なので、下働きをさせられることが多い。悔しい。
お兄ちゃんが言っていた、未来の世界では「顔をきれいにする手術」が出来るようになるのだそうな。早くそうなればいい。
そうすれば、日本人をきれいな顔で騙して、たっぷりと稼げるのに。

夜中、一家の「訓練」の時間だ。
親子は、テコンドーの稽古に励む。
父親と長男は、武術の達人だ。
足を引きずっていた7才の三男も、片足で軽々と跳躍する。
母親と次女は、小太刀を目にもとまらぬ速さで操る。
独立軍の兵士となった次男と、いつか連絡が取れて一緒に戦う日を夢見て、今夜も一家は武術の腕を磨き続ける。
そう、祖国解放のために戦うのだ、自由と人権のために。
そうすれば、日本軍にさらわれて慰安婦にされてしまった長女とも、巡り合えるに違いない。

連続テレビ小説「上海の朝鮮人」第二週のあらすじ
※連続ドラマに仕立て直ししました。

②上海の片隅でせっせとアヘンを売りさばきながら、いつの日か「朝鮮独立軍」と共に戦う日を夢見て、精一杯に生きる「キム一家」に朗報が届いた。
「お前たちも知っているだろう、従弟の娘が、上海に送り込まれる事になった」
「え?誰?」
「小さい頃に会った事があるだろ?○○だよ」
「○○ねえちゃん、こっちに来るの?」
「うむ、表向きは、売春宿に売り飛ばされたことになってる…」
「ホントは?」
「大きな声で言っちゃいけないが…独立軍と全羅道方面の同志との連絡役だ」

ところが、秘密は日本の官憲に、いつの間にか知られていた。もちろん親日派のタレコミのせいである。親日派の目は、どこにでも潜んでいるのだった。
「女衒を装っていた河さんが…捕まった」
「え…」
「河さんがあちこちに送り込んだ工作員の女性が、65人もあぶりだされた…」
「…」
「酷い目に遭わされていなければいいけど…」
「独立軍と関りがあると疑われた人たちが、どういう目に遭ったか、知ってるだろう」
「…酷い」
「だって、新聞には、故郷に送り返された、って…」
「故郷って言うのは、強制収容所の事だ!」
「じゃあ、○○ねえちゃんも?」
「うむ、無事ではいられまい…」
「くそぉ…日帝めぇ…」

第三週のあらすじ
③舞台はソウルに。
この東大門署の「河田司法主任」が、怪しかった。
※河田という苗字は「河」という朝鮮人が通名としてよく使うのである。
「河允明」と「河田主任」は「同じ一族」なのだ。
一族内の実権を奪うために「日帝にへつらって官憲にのしあがった河田」が「人望の有る一族の長・河允明(朝鮮人としての誇りがあるので、創氏改名に頑として応じない)」を陥れたのだった。
河氏は、独立軍のために密かに働いていた。
しかし、日帝のイヌとなった河田が、そんな河允明の動きを嗅ぎつけるのは、たやすい事だったのである。

収容所へ送られようとする河夫妻。
絶体絶命の危機。
そこに表れた謎の戦士。
テコンドーの技を駆使して、あっという間に夫妻を救い出す。
この若者こそ、あの上海の一家の次男であった。


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