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40代の転職 二度目の転職の訳 ~外資系大手デベロッパー⇒国内ベンチャー不動産企業②

前回の記事で外資系大手デベロッパーか転職を決意するに至った経緯をお伝えいたしました。今回はいよいよ国内不動産ベンチャー企業への転職までをお伝えしたいと思います。


二度目の転職を決めたはいいものの・・・

さて、決意は固まりました。わずか数年、やっぱり続かなかったかという周りの声もうすうす聞こえてきそうですが、そんなことは関係ない。もう決心した。転職するぞ!

と、ここでまず立ち憚ったのが年収の壁であります。外資系大手、なかなかに年収が高い。その額は・・・

概ね2,500万〜3,000万円。元いたメガバンクであれば、常務クラス。特別に優れたスキルや高い能力を持っているわけでもない、英語が話せる訳でもない、私のような40代の普通のおじさんが簡単に辿り着ける領域ではないのです。

それだけに痛感しました。年収を仕事における重要な要素と考えるのであれば、スキルを上げるよりも、まずは居場所を変えることが手っ取り早いと。(実際に数年仕事をしてみて、働いている面子はたいして優秀だとは感じなかったですね。メガバンクの上層部の方がよほど頭が切れる。性格がよいかは別の話ですが。。)

そして、一度は固く結んだ決意にもう一度問い直します。「そもそも何で転職したいんだっけ?」「年収捨てて、何を求めて転職するんだっけ?」

40代後半、改めて転職の意味、仕事の意味を問う

最初の転職は広い世の中に出て自分自身のマーケットバリューを試すため。では、今回の転職は何のためだろうか?改めて考える。最初の転職と同じように、今現在の自分にとっての仕事の意味を問い直すのです。

お金は、欲しい。稼ぎたければ再び外資系の不動産会社にでも転職すればいい。一度目の転職のときとは年齢も違う。40代も後半、その先のキャリアはどうする?

そもそも今の職場が合わなかっただけなのか?決死の思いでメガバンクを辞めたのに、その転職先からも逃げるのか?本当にやりたいことなんてないんじゃないか?

堂々巡りは続きましたが、あれ?忘れてた、嫌われる勇気だ。今の職場が合わなかった、とにかくここから離れたい、その思いは嘘ではない。でも、それは自分自身のことを否定することではないよね。自分が弱い訳でも悪い訳でもない。そして、今の職場が悪い訳でもない。単純に自分自身と合わなかっただけなんだ。このことはしっかりと肝に銘じておこう。

転職のバイブルです!

そして二度目の転職先を探し始める

高額な年収を恐らくは捨てることになるであろうと、少しぐらついてしまった私の決意でしたが、改めて揺るぎない決意を固めました。今の職場から逃げたっていい、今の職場が合わなかったのなら、自分に合う仕事を職場を探せばいい。

そして、一度目の転職とは異なる、40代後半になった今の自分にとっての転職の軸を改めて整理し始めるのでした。


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