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40代の転職 二度目の転職の訳 ~外資系大手デベロッパー⇒国内ベンチャー不動産企業④

いよいよ二度目の転職先をどこにするか。前回お伝えの通り、将来的な個人事業の展開も考え、不動産業の中でも売買を中心に絞り込みを開始し、その他、詳細条件を決めていきます。


具体的な転職先企業の絞り込み方②

【企業規模】
国内企業か、外資系かは特にこだわりはありませんでした。最初の転職で外資系企業も必ずしもリベラルではなく、会社によっては日本企業以上にウェットなところもあることが分かったので、国内外問わず、その会社自体をよく調べることに細心の注意を払うことにしました。

ただ、新卒で入社したメガバンク、最初の転職の外資系デベともに、括りで言えば、所謂、大手大企業であったため、大企業は避けることにしました。処遇は良く、企業業績は安定的であり、会社のネームでデカい顔はできるのですが、一方で会社の看板で仕事をしているようなところは否めず、社内政治的なことも多々あり、自分自身のスキル、マーケットバリューが高まるとは思えなかったためです。

そのような趣旨から、若くてベンチャー気質のある会社、今後の成長が期待でき、若いがために私自身のキャリアを重宝してもらえるような会社を探すことにしました。そして、そのような会社でプレイングマネージャーとして仕事をすることができれば、私自身の不動産売買のスキルも高まり、将来的な独立の道も拓けてくる、と考えました。

具体的な転職先企業の絞り込み方③

【年収】
転職の際、現実的には最大の壁になることが多いと思います。最低でも現職の水準を維持したい、できれば少しでも多く稼ぎたい。年収が現状を下回るような場合は、家族の理解を得にくいようなこともあるかと思います。

メガバンクで順調に部長、支店長クラスまで出世できていれば、2000万にも届いたかもしれない。外資系デベではそれをも上回る年収をもらっていたし。。。ただ、若い会社、ベンチャー企業でそれと同水準以上の年収を確保するのは、現実的には不可能。そして、今回は年収アップが転職の目的ではない。

あくまでも、自分自身のスキルを高めること、若く成長性のある会社で、政治的なしがらみなど関係なく、本質的な仕事に邁進すること。目的はそこだ。なので、年収が下がることは受け入れることにしました。それよりも、そこで得られるであろう充実感やスキル、ノウハウは、収入には代えられない!という綺麗事を言うつもりはなく、それら身につけた力が、将来的にはより大きなメリットに繋がるはずだ、そう考えました。

面接開始!

以上のような観点から、対象になりそうな会社を何社か絞り込み、いよいよ二度目の転職活動が具体的に動き出します。まずは書類、そして面接ですが、書類で落とされることも一度目の転職どうようやはりありました。

ただ、一度目の転職で何度も不合格にされ、メガバンク管理職のプライドはズタズタになりましたから、落とされようと無視されようとなんのことはありません。単純にその会社のニーズに合わなかっただけです。

そして面接、ここでも簡単にはいきません。それはまた次回でお話しします。





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