書類選考に通過するための履歴書・職務経歴書の書き方
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転職活動を始めて企業へ応募をする際には、2つの書類「履歴書」「職務経歴書」が必要です。
本記事では、書類選考を通過することができるように、履歴書・職務経歴書の書き方をお伝えします。
選考の応募に必要な書類は2つ
多くの企業で、応募時に求められる書類は2つです。
履歴書
職務経歴書
この2つをしっかり準備しておけば、書類選考は通過することができます。
履歴書の書き方
履歴書の目的
履歴書は、応募者がどのようなバックグラウンドを持った人間なのかを客観的に示すドキュメントです。学歴・職歴・取得した資格の事実を端的に書けばOKです。
企業にもよりますが、昔の履歴書書式にあった年齢や家族情報などは書かなくても良いケースがほとんどです。
履歴書の構成
よくある履歴書の構成通り、左上に氏名・住所・電話番号を記載し、左下に学歴と職歴、右上に取得した免許や資格を記載すれば良いです。
最近は履歴書の記載は手書きでなくてもよく、デジタルデータで作成すればOKです。履歴書のテンプレートファイルは厚生労働省のサイトからダウンロードできますし、転職エージェントもWordのテンプレートファイルをくれます。
職務経歴書の書き方
書類選考で、選考担当者が読み込むのは職務経歴書です。こちらの記載はしっかりと練るようにしましょう。
職務経歴書をまとめる際の考え方
職務経歴書を書き始める前に、どのようなことを記載するのかを考えましょう。
職務経歴書は、これまでの仕事でどのようなことをやってきたかをまとめて記載するのですが、その一方で応募するポジションに対して、自分のこれまでの職務経験や培ってきたスキルが活かせることをアピールする場でもあります。
漫然と仕事の経歴を並べるのではなく、応募する仕事・職種に関連するような軸を設定してまとめるようにしましょう。
今回の転職活動で目指す職種が1つに絞り込まれていない場合は、職種ごとに職務経歴書を用意するのが良いです。例えば、社外へ営業する割合が多い職種用と、開発など社内での活動が多い職種用とでは、職務経歴書でアピールする過去実績は変わってくるので、2パターンの職務経歴書を用意すると良いでしょう。
職務経歴書の構成
職務経歴書の構成は
職務経歴のサマリー
職務経歴詳細(最近のものから順に記載)
学歴・資格
の順に記載します。
職務経歴書のサマリーは、500文字程度で記載します。採用担当者が1分程度で読める分量です。この1分で、採用をかけているポジションとマッチした人材であるか、面接で会いたい候補者であるかの最初のふるいわけがあります。
職務経歴詳細は、過去の仕事内容を具体的に記載します。複数の仕事をこなしてきた場合はそれぞれの職務内容を記載します。
ポジション・期間・業務内容・業務の結果達成した実績を記載するのが一般的です。重要なのは、業務内容とその結果得られた実績です。書類選考を通過して面接に進んだ場合は、業務実績について深掘りされることになるので、チームとしての達成事項と自分の仕事の結果として達成できたことは明確に区別して記載するようにしましょう。
学歴・資格は、履歴書にも書いていますが、職務経歴書の末尾にも記載しましょう。特に、英語や業務に直結するような資格についてはしっかりと書いておきましょう。職務経歴の説明の後に、自分がそれだけの実績をあげられる能力を持った人材であるという裏付けとして有効です。
職務経歴書テンプレート
職務経歴書のフォーマットはさまざまなパターンが存在していますが、転職サイトに登録すれば無料でテンプレートをダウンロードすることができます。
dodaでは職種ごとの職務経歴書を用意してくれているので、応募する職種に応じて使い分けができます。
また、書式に合わせて書くのが大変だという人は、マイナビエージェントでは必要な項目をサイト上で登録することで自動的に職務経歴書を作成してくれるサービスがあります。
履歴書・職務経歴書のテンプレートダウンロード
応募に必要な書類テンプレートのダウンロードサイトをまとめて記載します。
履歴書
職務経歴書
doda: 職種ごとの職務経歴書テンプレート
マイナビエージェント : 自動職務経歴書作成サービス
まとめ
本記事では、書類選考に必要な、履歴書と職務経歴書の作成方法について説明しました。
書類選考は転職活動の最初の関門です。また、その後の面接でも面接官は手元で書類を見ながら面接をするので、スキルや経歴をしっかりと書類上でアピールすることが重要です。
本記事を参考に、自身のスキルと実績をアピールし、転職の成功に役立てていただければ幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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