もう書類審査で落とされない!【必勝】職務経歴書の書き方事例
こんにちは、転職できるくんの川辺です。
転職には不可欠な職務経歴書ですが、いざ職務経歴書を書こうとすると手が止まってしまう…ということはありませんか?
転職者にとっても採用担当者にとっても大切な応募書類だからこそ、応募する企業が本命であればあるほど「どう書けば良いか分からない」と悩んでしまう方が多い職務経歴書。
そこで今回は、書類選考合格を目指した職務経歴書の書き方の方法や事例を分かりやすく紹介いたします!
このnoteをあなたにとって最高の職務経歴書の作成に役立てていただけると幸いです!
職務経歴書の基本と書き方
はじめに、職務経歴書の基本と書き方について押さえておきましょう。
職務経歴書とは、【自分の過去の職務に関する経歴や資格・スキルを伝えるもの】です。
採用担当者は職務経歴書を読み、あなたのこれまでの職務経験や自社での仕事で活かせるスキル・資格を確認し、面接での資料や合否を判断するための資料として活用します。
履歴書のようにフォーマットが決まっていないため、書くべき内容は自分の伝えたいものによってカスタマイズすることが可能ですが、基本的には下記の内容を記載します。
◆職務経歴書に書く基本内容
・応募者の氏名
・在職期間
・応募者の在籍していた会社名
・会社の規模や事業内容
・応募者の業務内容や成果 など
◆職務経歴書を書く方法
これまでは、手書きで書く人が多かったのですが、最近は履歴書とともにパソコンで書く人も多くなってきました。
パソコンで作成する場合、一度作成し保存しておけば、あとは企業ごとに内容を修正すれば良いため、作業時間の短縮が可能です。手書きと違い、間違えてもイチから書き直す必要がないこともメリットです。
作成方法自体はどちらでもかまいませんが、応募企業から指示がある場合はその指示に従いましょう。
◆表記スタイル
一般的な表記スタイルは、「編年体式」「キャリア式」があります。ご自身の伝えたい内容によって、適したスタイルを選んでください。
編年体式:時系列順に業務内容を記入していく形式。 応募企業と同じ職種や業務に携わった経験を持っている方にオススメ。
キャリア式:職務内容やプロジェクトごとに経歴を記入していく形式。 多岐にわたる職務をこなしてきた方や高い専門性のある仕事をしてきた方にオススメ。
3ステップで書類審査突破を目指す!分かりやすい職務経歴書の作り方
ここからは書類審査を突破し合格するための職務経歴書の考え方と作り方について説明します。
◆ステップ1 自分の経歴やスキル・能力の棚卸し
まずは、これまで勤務してきた会社ごとのあなたの「業務内容」「成果・実績・評価」「身につけたスキルや能力」「取得した資格」などについて書きだします。
ポイントとなるのは【5W1h】
「(When)いつ、(Where)どこで、(Who)だれに、(What)なにを、(Why)なぜ、(How)どのように」+成果/スキルを意識して書き出してみましょう。
《書き出し例 前職》
When (いつ) 2000年4月~2008年8月
Where (どこで) 株式会社●●(オフィス用具の総合商社、50名)
Who (だれに) 新規顧客(担当エリア:東日本)
What (なにを) オフィスでの消耗品(単価:300~50,000円程度)
Why (なぜ) 新規クライアントの開拓・販路拡大
How (どのように) 電話営業/メールや手紙でのご案内
成果
2003年 優秀社員賞
2005年 社長賞1回
2006年 優秀社員賞・課長職に昇進
2002年~2007年 6年連続目標100%達成
スキル
社会人としてのマナー、営業力(トーク・気配り)
お客様のニーズや課題の把握力と分析力
改善するための提案力・企画力
マネジメント能力(2006年より課長職となったため)
《書き出し例 現職》
When (いつ) 2008年9月~現在
Where (どこで) ◎◎株式会社(人材紹介会社、100名)
Who (だれに) お仕事を探している方(担当エリア:大阪府下全域)
What (なにを) お仕事を探している方にとって最適な企業の紹介(1件成約:50万~100万円程度)
Why (なぜ) 目標達成のため
How (どのように) 電話やメールでの営業/求職者と企業とのマッチング/面接フォロー など
成果
2008年 制約件数15件
2009年 制約件数20件
2010年 制約件数35件
2011年 人材コンサルタント部課長に昇進
2015年 同部部長補佐に昇進
スキル
毎月1回のメルマガ配信により、転職業界に詳しくなる&文章力アップ
求職者やクライアント企業とのコミュニケーション能力・交渉力アップ
マネジメント能力
◆ステップ2 企業調査を行い、応募企業や求める人物像について理解する
次に、応募企業がどういう企業なのか、募集している求人でどのような人物を求めているかを、企業のホームページや求人票をよく読み、理解します。
また、その企業の求める人物像と自分のキャリアのどのポイントが合致するのか、採用担当者にアピールできるのかを考えていきます。
《例》
応募したい求人の募集職種 営業(管理職)
応募したい求人の求める人物像 マネジメントができ、自分でも営業活動を行える人
→自分のキャリアと合致するポイント
・約20年間の営業経験がある
・約14年のマネジメント経験がある(マネジメントした部下の総数は約100名)
→アピールポイント
・約20年感の営業経験があり、うち14年は管理職として部下のマネジメントをしてきた
(マネジメントした人数:約100名)
・営業では優秀社員賞や社長賞などを複数回授与された経験あり
・2002年~2007年 6年連続目標100%達成
◆ステップ3 具体的な数字や事例を交えながら作成する
アピールポイントがまとまれば、それを元に担当者に事実が正確に伝わるよう、分かりやすく文章を作成していきます。
ステップ1-2で作成した内容をもとに、字数・文体に気を付けながら組み立てていきます。
その時、自分のアピールポイントがしっかりと伝わるように数字や具体例を入れ込みましょう。
一通り組み立て終わった後はもう一度自分で読み返して、曖昧になってしまっている部分や文全体のバランスが崩れていないかチェックを行ってください!
【職種別】中高年のための職務経歴書の書き方事例
最後に、職務経歴書の書き方事例を紹介します!作成するときに気をつけたいポイントについても合わせて記載しているので、合わせて確認してください。
《職務経歴書の記載例》
《書いてはいけない情報に注意!》
以前の職場のクライアント企業名や新商品名など、企業間の守秘義務に当たる内容は記入しないよう細心の注意を払ってください。
採用担当者は、あなたについて何も知りません。そんな相手に対してでも自分の武器を全てアピールできるよう、最高の職務経歴書を作ってくださいね。
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