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デザイナー転職 / 年齢の壁はあるのか?未経験からでも可能?

こんにちは、転職できるくんの川辺です。
最近かなり前に投稿したnoteにもいいねをいただけることが度々あり、そのたびにとても嬉しく、また身の引き締まる思いです。
みなさまいつもありがとうございます!

さて、今回はデザイナーへの転職へフォーカスを当てました。

周りにデザイナーの人がいなかったり、社内に部署はあるものの接点がなかったりで「年齢的に採用してくれる企業はあるのか」「未経験からでもチャレンジできるのか」など一人で悩む方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、デザイナーの転職動向と転職を成功させるコツ・おすすめのサイトを併せて紹介します。
デザイナー転職を目指す方へ少しでも参考になれば幸いです。


デザイナーの転職市場

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そもそもデザイナーの転職市場は、どういった状況なのでしょうか?

◆デザイナーは転職しやすい市場
デザイナーの転職市場は、デザイナーという職種のニーズが非常に高いことや経験値のあるデザイナーが少ないことを理由に、企業はデザイナーの採用に苦戦している状況で転職しやすい職種だといえます。

デザイナーという職種は専門的な知識を必要とするため、誰でもできる仕事ではありません。

また、日本では4年制の大学へ進学する人が多く、デザインの専門学校へ進学する人が少ないという背景もあり、デザイナーは様々な企業で必須でありながらも不足しがちな人材になっています。

経験値のあるデザイナーが少ないため、企業は求める人材を確保できずに経験の少ないデザイナーを採用したり、デザイナー業務の経験がない人材を確保したり、妥協しながら人材を確保している状況です。

参考:リクルート進学総研|高校生と保護者の進路に関する意識調査
文部科学省|【参考資料1】参考資料集

◆インハウスデザイナー需要が増えている
インハウスデザイナーとは、デザイン業務をほかの企業に外注するのではなく、自社内でデザイン業務を担当するデザイナーのことです。

近年ではインハウスデザイナーの需要が増えており、デザイナーを募集する企業も少なくありません。

デザインを外注した場合、なかなかイメージを伝えにくかったり、クオリティチェックで工数をとられたりとさまざまなデメリットがあります。

しかしインハウスデザイナーであれば、商品やサービスの企画から携わることができ、商品やサービスが販売された後の顧客の反応まで確かめられるようになります。

企画段階から関わることで仕事にも取り組みやすく、商品やサービスについての理解度も深まるため、デザインにも反映しやすくなるでしょう。

長期的に1つのブランドを作り上げたい場合は、インハウスデザイナーであれば長期的な戦略も立てやすくなります。
つまりインハウスデザイナーを採用すれば、デザインに関するノウハウが自社内に蓄積されていき、結果的に企業の成長につながることも多いのです。


◆デザイナーの仕事の種類
・グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーはポスターや商品パッケージなど、印刷物をはじめとする平面のデザインを行う人のことです。

デザイナーの中でも人気が高く、イラストレーターやコピーライターとともにチームを作って作業を行うこともあります。

・Webデザイナー
WebデザイナーとはWebサイトをデザインする仕事のことで、Webサイトを一から作成することもあります。

Webデザイナーはクライアントが求めるWebサイトを作成できるように構成から考え、ユーザーが使いやすいようにデザインを行います。

Webサイトに表示されているボタンやバナーなどを作成することも業務内容に含まれており、Webサイトの魅力が最大限伝わるWebサイトを作成するのが仕事です。

・CGデザイナー
CGデザイナーとはコンピューターグラフィックを使用して、映像やデザインを作成する仕事のことで、ゲームや映画はもちろん広告やアニメーションでも活躍できます。

CGデザイナーの仕事内容はキャラクターを作ったり、作成したキャラクターに動きを付けたりと多岐に渡ります。

・DTPデザイナー
DTPデザイナーとは雑誌や広告といった紙媒体の原稿作成や編集、レイアウトなどをパソコン上で行う仕事です。

今までアナログで行っていた作業をパソコン上で行うようになったため、時間短縮しながら高品質な原稿ができるようになりました。

DTPデザイナーは紙媒体に印刷してしまうと修正を行えないため、専用のソフトを使用しながら理想の完成品となるよう作成します。

・そのほかのデザイナー
上記のデザイナー以外にも、さまざまなデザイナーがいます。

ただし上記のデザイナーほど求人は豊富ではなく、中途採用はデザイン会社などで技術を身に付けた人が採用される傾向です。

・ゲームグラフィックデザイナー:ゲームに関するデザインを作成する

・インダストリアルデザイナー:自動車やカメラなどの工業製品をデザインする

・エディトリアルデザイナー:本やマニュアルといった文章がメインの紙媒体でデザインを行う

・インテリアデザイナー:家具やカーテンなど内装のデザインや企画、設計を行う

・プロダクトデザイナー:家電や食器といった身の回りにある製品のデザインを行う

・カーデザイナー:車のデザインを行う


未経験でもデザイナーに転職できる?

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ここからはデザイナーの経験がない人でも転職できる方法を紹介します。

◆未経験でもデザインの知識は身に付けておく
デザイナー不足のため、企業は未経験であっても採用することがあるとはいえ、未経験からデザイナーになるのは簡単ではありません。

誰でも挑戦できるからこそ専門の知識を身に付け、変化の早いIT業界についていけるように努力する必要がでてきます。

Illustrator(イラストレーター)Photoshop(フォトショップ)といったグラフィックソフトは使えるようにする
グラフィックソフトとはパソコン上で図形や画像を扱うために必要なソフトのことで、デザイナーにはIllustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)が基本のソフトです。

Illustrator(イラストレーター)とは文章と画像を組み合わせたレイアウトの作成や、デザインや線などを組み合わせたレイアウトの作成を行えます。

Photoshop(フォトショップ)は、撮影した写真の編集や合成などを行えるソフトです。

上記2ソフトの基本的な使い方をマスターしておくだけでも、転職に有利になります。

・デザイナーの種類に応じた知識を身に付けておく
デザイナーの種類に応じて必要な知識は異なります。

たとえばWebデザイナーを目指すのであれば、HTMLCSSといったプログラミング言語を学んでおきましょう。

どちらもWebサイトを作成するために必要なプログラミング言語のため、Webデザイナーを目指す人にとっては必須スキルとなります。

・スクールやWebセミナーなどを活用する
デザイナーに必要なスキルをスクールやWebセミナーなどを活用して学ぶことができます。

必要な知識を効率的に学べるため、転職に活かしやすくなるでしょう。

ただし受講料が発生するため、費用を抑えたい人はインターネットを活用することで独学できます。

◆作品集、ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは今までの実績をアピールするための作品集のことで、デザイナー業界に転職する際は履歴書や職務経歴書とともに必要になることが一般的です。

デザイナーの経験がなく、何も実績を持っていない人は、「クラウドワークス」「ランサーズ」といったクラウドソーシング(※)を利用して実績を作るのがおすすめです。

※クラウドソーシングとは仕事を依頼したい企業や個人と、仕事を受注したい個人を結んでくれるサービスのこと

クラウドソーシングでは未経験でも行える仕事が多数あるため、自分が行えそうな仕事を受注して行うとよいでしょう。

履歴書や職務経歴書以外にもアピールできるポイントを作っておくことで、転職活動を進めやすくなります。


◆デザイナー転職に使える資格を取得しておく
デザイナーの経験がない場合は、デザイナーのスキルを証明できる資格を取得しておくことがおすすめです。

実績がなくても資格をアピールすることで、転職が有利になるでしょう。

・DTPエキスパート
DTPとは雑誌やマニュアルなどの紙媒体をパソコン上で編集する作業のことを指し、DTPエキスパートとは公益社団法人「日本印刷技術協会」が行っている資格で、印刷技術に関する知識を習得できます。

DTPエキスパートとはDTPの専門家という意味ではなく、印刷の強みを活かしながら良い印刷物を作るための必要な知識を身に付けていると証明できる資格です。

そのためDTPエキスパートの資格を取得すれば、DTPの基礎知識や応用力を学べ、DTPを活かしながら印刷業界で活躍できる人材になれます。

・ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定とは厚生労働省認定の国家資格で、Webデザイナーを行ううえで必要な知識や技術が問われる試験です。

Webサイトを設計したい人やWebに関わる仕事を行ううえでは、必須ともいえる資格といえるでしょう。

ウェブデザイン技能検定は1級から3級まであり、3級は比較的合格しやすい試験といわれています。

1級になると難易度は上がり、幅広い知識や技術が必要で、デザイナーの実務経験があっても難しいと感じる人は多いでしょう。

・Webデザイナー検定
Webデザイナー検定とは公益財団法人「画像情報教育振興協会」が主催しており、Webサイト制作の流れを学べる試験です。

Webサイトの準備段階であるコンセプトからWebサイトのデザイン、運用に至るまでの知識を身に付けられます。

Webデザイナー検定を取得していれば、Webサイトの設計はもちろんクライアントやユーアーのニーズに答えられるWebサイトの運用ができると評価されるでしょう。


デザイナー転職を成功させるコツ

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◆ポートフォリオで差をつける
ポートフォリオは自分の実力や実績を伝えるための作品集ではありますが、ただやみくもに実績を並べても魅力は伝わりません。

作品のタイトルやコンセプト、ターゲットなどの設計思想を説明することで、ほかの求職者のポートフォリオに差を付けられるのです。

たとえばWebサイトを設計した場合、「なぜこのデザインを選んだのか」「サイトをリニューアルする際に情報移行をしやすいか」などの説明ができれば、企業も採用するかどうかを判断しやすくなります。

またポートフォリオのどこに何が掲載されているのかをわかりやすくするために、目次をつけておくのもよいでしょう。

ポートフォリオの内容は転職先の業種とマッチしているのがおすすめです。

関連性のある作品を見せることで、より採用した際のメリットをアピールしやすくなります。

◆Webと紙のポートフォリオを用意
Web業界への転職を希望していても、ポートフォリオを用意する際はWebと紙の2種類を用意しましょう。

Web上のポートフォリオは多くの情報を提示しやすいほか、コードの確認ができたり、情報の追加や修正などを行いやすいというメリットがあります。

ほかにも複数の人がデータを共有しながら面接できるため、スムーズなやり取りを行いやすくなるのです。

その一方、パソコンに不備が生じた場合にポートフォリオを提示できなかったり、パソコンを取り出す手間がかかったりと、Webならではのデメリットもあります。

紙のポートフォリオであればメモを取りながら面接を行えたり、不備が生じて見られないというアクシデントも起きなかったりと、Webのポートフォリオにはない魅力があるのです。

そのため両方のポートフォリオを準備し、それぞれのメリットを活用しながら面接に挑むのがおすすめです。

◆デザイナー面接のテクニック
デザイナーの面接はカジュアルなものも多いですが、ラフすぎる服装は相手に好印象を与えにくいといえます。

そのためカジュアルな面接であってもジャケットを羽織ったり、 パンツスーツを着たりときれいめな服装がおすすめです。

あらかじめ面接のシミュレーションをしておくと、本番で聞かれた際に答えやすくなります。

面接でよく聞かれる志望動機や自己PRは、いつ聞かれてもいいように練習しておくと安心です。

ほかにもマネジメント力などのアピールポイントがあれば、一緒に答えれるように準備しておきましょう。


デザイナー職を探すのにおすすめの転職サイト

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最後に、デザイナーに特化した転職サイトやデザイナー職を取り扱っている転職サイトを紹介します!

Green
GreenとはIT業界を中心とした求人情報を取り扱っており、ほぼすべての求人で写真を掲載しているのが特徴です。

事前に企業の様子がわかるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。

Greenを利用している求職者の約60%が人事担当者からのスカウトで、効率よく転職活動を行えるのがメリットといえるでしょう。

また気になる企業を見つけたときは「気になる」ボタンを押すだけで自分をアピールでき、企業とマッチングできればカジュアル面談を行えるという手軽さも魅力です。

MORE WORKS
MORE WORKSとはデジタル・クリエイティブ業界に特化した求人サイトで、総合サイトでは扱っていない求人に出会える可能性があります。

MORE WORKSではより自分の希望に合った求人を見つけられるようにと、「業務内容」「制作事例」「事業形態」「スキル相性度」といった独自の求人検索を行えるのが特徴です。

さまざまな視点から求人を検索することで、まだやりたいことが定まっていない求職者にもいい刺激となる求人を見つけやすくなっています。

CINRA.JOB
CINRA.JOBとはクリエイティブ業界に特化した求人サイトで、求人を出している企業の制作物を見てから求人応募ができます。

求人情報とともに制作物を確認できるため、企業のホームページを検索する手間を省けられるのです。

またインタビュー記事が豊富で、実際に働いている人の声を聞くのも参考となるでしょう。

デザインのお仕事
デザインのお仕事とはデザインやクリエイティブ業界に特化した求人サイトで、「つくる人と場をつなぐ」をコンセプトとして運営しています。

今まで1万件以上の求人を紹介した実績を持っていることや、さまざまな求人を扱っているため、自分の希望する企業に出会いやすいのが特徴です。


今回はデザイン職に絞ってnoteを作成してみました!
デザイナーは人材不足のため、年齢や未経験の壁を越えて転職することも可能です。

未経験の場合は資格を取得したり、最低限のデザインに関する知識を学んだりと、転職に向けて準備をしておくことが転職を成功させる秘訣といえます。

年齢の壁が心配という方は、デザイナーに特化した転職サイトやデザイナー職を扱っている転職サイトを活用すると求められるスキルとマッチする可能性も高いです。

転職サイトによって特徴が異なるため、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめです!


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