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【2021年度】最新の中途採用傾向まとめ~72.9%が積極採用!?

こんにちは、転職できるくんの川辺です。

四半期企業の会社では、4-6月といった第一四半期が終わろうとしていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

ワクチンの接種開始や緊急事態宣言解除(一部地域を除く)など、ポストコロナの到来が現実味を帯びてきましたが人材業界への影響はどうなっているのでしょうか。

今回は5/31に株式会社リクルートが発表した最新の中途採用計画に関しての調査の結果をまとめ、その後に調査内で紹介されているSNS採用(ソーシャルメディアリクルーティング)について投稿いたします!


↓↓調査ページ・元記事はこちら↓↓


72.9%が積極採用!?人事に聞いた2021年度採用計画

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【調査の概要】

対象:中途採用を実施している会社の人事担当者
回答数:1015件
実施期間:2021年3月19日(金)~24日(水)

上記の調査内で
「2020年度と比較した、2021年度の中途採用計画について教えてください。」という質問項目に対して、なんと全体の72.9%の企業が「昨年度と同等以上の採用予定」と回答。

特に「昨年よりも増やす」と回答した割合は5000人以上の規模の企業で最も多く、27.3%の企業が採用数を増やす計画であると答えました。
※「昨年よりも減らす」と回答した企業は全体の15%程度でした。

この結果がでた背景として、深刻化している人手不足があります。
新型コロナウィルスの感染防止のため、臨時休業や時短など一部業界では一時的に人手不足が解消されたケースもありましたが、

1. 少子高齢化で労働人口が減少
2. 大都市への人口集中
3. 有効求人倍率の偏り

などで慢性化している人手不足に加えコロナ収束後を見据えた事業拡大の人材ニーズが重なり、企業の採用モチベーションが高まっていると考えられます!


中途採用はどう変わる?企業が始めている新施策とは

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■働き方の柔軟性、構造改革などを進める企業

同調査内で、中途採用のための施策について回答者数1,015人のうち576人と、半数以上に当たる56.7%が新施策の導入を検討していると回答しました。

内容としては、、、

「兼業・副業容認などの人事制度改革」(18.6%)
「新しい採用ブランディング施策の実施」(17.0%)
「地域限定社員の導入」(15.8%)

など、社の仕組みを大きく変えるものに対しても意欲的であることが読み取れる回答結果で、それだけ採用に対するモチベーションは高まっていると推測できます!

また、既に取り組んでいることとして

「残業削減などの働き方改革」(64.7%)
「テレワーク導入など、働き方の柔軟性向上の工夫」(63.5%)

といった働き方に関する改善が他の採用施策を大幅に上回るなど、コロナの影響が直接出ている結果となりました。


■新たに導入される採用手法「SNS採用」

新たに活用を検討している手法としては「オンライン面接」(22.7%)、「オンライン説明会」(21.0%)、「SNSを通じた募集」(19.4%)、が上位となり、テクノロジーやデジタルツールを積極的に活用していく状況がうかがえます。

去年までに、「オンライン面接」(39.7%)と「オンライン説明会」(35.8%)の活用はそれぞれ約4割に迫っていましたが、2021年度でも多くの企業がそれらの活用を検討しています。


注目される”ソーシャルリクルーティング”

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ソーシャルリクルーティングとは、Twitter、facebookなどのSNSを活用して採用活動を行うことです。「SNS採用」と呼ばれることもあります。

日常生活においては、自身のプライベートの写真を投稿したり、同じ趣味をもつ人との交流などを目的として活用されますが、このSNSを採用活動の手法として取り入れる企業が増えているのです。

もともとSNSユーザー層は若者がメインだったことから主に新卒採用で取り入れられていましたが、現在においては年代問わずSNSを利用する人々が増えており、中途採用においても主流となってきています。

アメリカの中途採用では転職者の6割が「LinkedIn」を経由している、などのデータもあるように世界中で広く用いられる手法となっています。

ここではTwitter、facebookなどのSNSではなく「採用に特化した」SNSについて紹介していきます!


■LinkedIn

先ほどアメリカの例を挙げましたが、LinkedInは日本でもユーザー数を増やしている採用特化SNSです!
現在のユーザー数は200万人と言われています。

ただ、Facebookでのユーザー数が2800万人と言われている中、比べるとかなり少ないと感じるのではないでしょうか?
日常生活の中、メディアの中ではLinkedInの文字を目にすることは多くはないと思います。
日本の中ではまだまだ ”知る人ぞ知る” サービス、というイメージを持たれがちです。
ただし、ダイレクトリクルーティングメディアという絞られたユーザーでの200万人の獲得は大きく、業界トップクラスのリクルーティングSNSの地位を持っています。(アメリカ発祥のサービスのため、アメリカでのユーザー数は1億人超えとすさまじい普及率を誇っています)

登録しているユーザーの職業はIT・情報サービス業が一番多く、続いてソフトウェア、コンサルティング、教育と続きます。
年齢層も多媒体と比べ比較的高いため、ハイクラス求人非公開求人などの採用目的で登録している企業が多いとされています!

応募する経路としては、実際にその企業で働いているユーザーが公開している求人に直接応募するかもしくはダイレクトメールなどでスカウトを受け取るという流れになります。

先ほど挙げたIT・情報サービス業・ソフトウェア・コンサルティングなどでキャリアアップをしたい・スキルに自信のある転職者におすすめのSNSです。

・募集の多いIT関係職や、経験を重視される職種に就いている人
・ハイクラスな転職を目指したい人
・実際の社員の投稿を見てみたい人
・スキルを活かしたい人
・スカウト機能を利用し、思いがけない企業との縁を作りたい人
におすすめです!


■Wantedly

LinkedInはアメリカで生まれたサービスですが、Wantedlyは日本生まれのサービスです!
ユーザー数は300万人を突破し、日本最大級のリクルーティングSNSになりました。
SEOに強く、社名で検索した際に上位に表示されるなど、メディアとして有力という強みがある一方、給料・待遇は掲載不可ビジョンを提示して求人するという特殊なルールで運用されています。

登録ユーザーの業種では情報通信(ウェブ・モバイル)が一番多く、コンサルティング・調査、広告・販売促進、と幅広く使用されているサービスです。

LinkedInと同じく直接応募・スカウト受け取りの両方が可能で、使用企業や、給料・待遇が掲載不可といった特徴から

・募集の多いIT関係職、ベンチャー企業への就職や転職を望む人
・待遇や仕事内容よりも、職場の雰囲気や自身の相性を重視した転職をしたい人
・条件よりも、まずは企業の考え方や風土を知ったうえで応募を検討したい人
・経歴やいまあるスキルよりも、ポテンシャル重視の転職をしたい20~30代
・スカウト機能を利用し、思いがけない企業との縁を作りたい人

におすすめです!


今回の調査はコロナ禍を理由に転職を諦めてしまっていた人やためらっていた人にとっては追い風になる結果だったと言えます。

今まさに参入の増えているSNS採用を利用することで、思わぬ求人や憧れの企業への転職が身近になるかもしれません!


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