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第二新卒で転職した結果

はじめまして。るると申します🌷
私は現在社会人4年目、新卒総合職から事務職に第二新卒転職して理想の働き方を手に入れました。

このnoteでは、主に女性の第二新卒転職を応援できるような、実体験を踏まえたノウハウ等をアップしていく予定ですので、転職でお悩み中の方はぜひフォローいただけますと幸いです🙇🏻‍♀️‪‪
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なぜ第二新卒転職をしたのか

私は21卒で、某専門商社に総合職入社しました。
転勤ありの総合職でしたが、国内のみ(札幌〜福岡)の規模の会社だったので、配属先について特に希望はありませんでした。
結果、初期配属先は所謂バックオフィス部門で、営業職では無かったことに驚きつつも、密かに希望していたバックオフィス部門への配属に安堵しました。

結論から述べると、私は2年半で新卒の会社を退職することになるのですが、退職までの2年半はずっと同じ部署で働いていました。

退職理由は主に3点あります。

1.全国転勤が難しくなった

全国転勤ありきで入社したのに、これを理由に退職を検討するのは勝手極まりない事は重々承知していました。
しかし、遡ること就活時代の私は、恋愛で色々あったことで、もう恋愛も結婚も懲り懲りだ!の時期に突入していました。
そこで、誰かに頼るのではなく、自立して自分で稼げる会社に勤めること、を第一に就活を進めていました。
当然結婚も出来ないだろうと思っていたので、全国転勤もOK、バリバリ稼ぐぞ!と意気込んでおり、当時は相当鼻息荒かったと思います。

入社時の私

時は流れて、縁あって付き合った方と結婚も含めた込み入った話をした時に、「え?転勤は考えられないよ?」と彼に言われ、はじめて転勤問題に向き合うことになりました。
確かに、これから結婚に向けてお付き合いを重ねて、上手くいったら結婚、そして恵まれれば子育て等々、ライフイベントを控えている時期に、来年どこに飛ばされるか分からない彼女じゃ、同棲もままならないという話です。
20代の人生は目まぐるしく変わっていきます。大学生と社会人では、見えている世界が何もかも違うので、就活生時代に見据えていたプランと全く違う現実にぶち当たることもあるのだと実感しました。

2.メンタル崩壊🥲

気づいた時から辞めたいという感情に支配されて、辞めることしか考えられなくなった。
2番目の転職検討理由は、表題だけ見ると少し重い内容になりますね笑

とはいえ、ブラック企業ではなかったので、入社してすぐの時点でヤバい会社に入ってしまった!というレベルの出来事はなく、平々凡々に社会人生活をスタートしました。
入社して半年も経つと、いよいよ当たり前に残業の日々が始まりました。徐々に出張も増えていき、全国各地の社員とコミュニケーションをとり、出張の度に飲み会に誘われ、それはもう忙しく充実した日々を過ごしていました。
おかげで、次第に、私宛の電話も増えたり、社員に認知されていって、会社の中での居場所が徐々に出来始めていったことが嬉しく、やりがいを感じ始めていました。
そんな中、気になる事が出始めてきました。
それは上司のパワハラ体質です。悲しきことながら、私がいた部署の部長、課長とも、冷酷に部下を詰めるタイプだったので、他部署から嫌煙されている部署だという事が何となくわかってきました。
他部署からの電話も、「るるさんは優しい人で良かった、質問しやすい。」と何度言われたか分かりません。
しょうもない質問をしようもんなら、全否定のうえボロクソ言うのがウチの上司たちなので、他の社員は怯え、次第に接触しないようにしていたことを知りました。
私自身は、たまーに部長に「生産性が低い」などと言われることもありましたが、そこまで凹むことはなく普通に過ごしていました。
問題は、私の先輩社員が、部長及び課長からほぼパワハラ扱いを受けていたことです。
ここでは、その先輩社員をTさんと呼ぶことにします。
Tさんは、ゆっくり丁寧に仕事をするタイプで、優しく業務を教えてくれる、私にとって頼れる先輩でした。
しかし、Tさんが、部長及び課長からよく思われていないことを察するのに時間はかかりませんでした。
会議中は基本的に、Tさんの発言は全否定、ボロクソ詰める時間が続き、Tさんの額からは脂汗が流れ落ちる姿を何度も何度も見てきたからです。
私は自分が詰められるより他人が詰められてる姿を見る方が苦痛だと知ったのはこの時でした。Tさんが詰められて脂汗を流している時、同じく冷や汗をかいて腹痛に悶えている私がいました。
何度も「そんな言い方はやめてください。」「もっとTさんの意見を聞いてください」と喉元まで上がってくる言葉を飲み込み、私は誰の肩も持たずにただ黙ってその場に耐えることしか出来ませんでした。

とある初夏の日、会社の電話が鳴り、いつも通り電話に出るとTさんの父と名乗る方から入電がありました。
私はなんのことか分からず、Tさんのお父様からの「人事に繋いでくれ」という言葉通り、速やかに人事に繋ぎ、一体なんだろう?と思いながら業務に戻った時、なんとなく心臓がバクバクし始めて来ました。
その日、Tさんは珍しく出社していませんでした。

チラリと先程電話を繋いだ人事部の方の顔を見ると明らかに難しい顔をしていました。
その瞬間、嫌な予感が駆け巡り、鳥肌が立ちました。
Tさんは亡くなりました。

この出来事は、私にとって初めての「知人が自殺する」という経験でした。
私はひたすらに泣き続け、あの時私が一言でもTさんを責めないでくれ、もっと話を聞いてくれと上司に言っていたら、救えたのではないかと自責の念にかられ続けました。
すぐ近くにいたのに救えなかったこと、何も守れなかったこと、この出来事はきっと生涯私の後悔として残り続けることになると思います。

重い話になってしまいましたが、この出来事には続きがあり、私の転職への道を後押しするような結末を迎えました。
それは、亡くなってもなおTさんを責め続ける上司の発言が続いたことです。
亡くなった悲しみに浸る暇すら与えないように、亡くなった当日、緊急招集された会議では、すぐにTさんの業務の引き継ぎを誰がするかについての話し合いが始まりました。
忙しい時に死にやがって、迷惑だ。と、そうとしか捉えられない発言や態度をとる上司を心より軽蔑し、もうこの上司について行く義理もない、早く辞めようと思うようになりました。

3.行きたい部署が無くなった

上記2の出来事があってから、私は笑顔をなくしてただ黙々と仕事をする日々を過ごしていました。他部署も、私の部署のことについては、腫れ物に触るような扱いをせざるを得なくなり、どんよりとした空気が続きました。
私はかねてより希望している部署があったので、一刻も早くこんな部署から抜け出して、来期は希望部署に行けるように希望届けを出したり、誘いを受けて希望部署の仕事の一部の助っ人をしたりしていました。
来期は希望部署に行けるかもしれないと、光が見えてきた頃、なんと部署異動で、大嫌いな部長が、私の希望部署に異動になる事が決定しました。
どこに行っても逃げられない感覚に襲われ、私は胃炎を患い、固形物はおろか、水をひとくち飲むだけでのたうち回る激痛に苦しみ、41kgまでやせ細り、動くことが出来なくなりました。
そこで、メンタル壊すと身体が壊れることを身をもって知ることとなりました。

以上の、主に3点理由から、退職を決意することになりました。

転職を後押ししてくれた母のLINE😭


第二新卒の転職活動のポイント

第二新卒とは、新卒から入社3年目くらいまでを指し、この間に転職する場合は、それ以上の年次での転職活動と大きく異なる点があります。
それは、職歴を求められないことです。
ここがかなりポイントとなります。
新卒の会社で営業をしていても、転職先の職種は営業以外の未経験職種にもチャレンジできるという事です。
未経験職種にチャレンジ出来るのは、第二新卒が殆ど最後のチャンスになるので、新卒入社した会社の業務が全く合わなかったという方や、就活に失敗してやる気をなくして適当に終活したけど、やはり夢を捨てきれない方などは、この第二新卒のタイミングで再チャレンジして欲しいと思います。
私の先輩では、約10年人事職についているため、転職しようにも人事の仕事でしか転職出来ず、今更会社変えたところで仕事内容が変わらないからもうずっとここに居るしかないと嘆いており、自分に合っていないキャリアを積み上げることが足枷になる事もあるという事がよく分かりました。

転職して成功するのかについて

第二新卒に限らず、転職を検討する人の1番の葛藤と言っても過言では無いものが、転職して成功するのか?についてだと思います。
転職が当たり前の世の中になりつつありますが、転職者全員が成功している訳ではありません。
そもそも、成功、失敗について定義は人それぞれ異なるでしょうが、失敗として多くあるのが、今度こそ良い会社であると期待したものの、思ったのと違う業務だったとか、想像していた年収に全然届かなかった。などが例として挙げられるでしょう。

ちなみに私も転職して、総合職から事務職になったため年収はダウンしました。これだけ聞くと転職失敗のようにも思えます。年収アップが転職の軸であるなら、確かに失敗ですが、私の場合転職で叶えたいことは年収アップではなく、転勤がなく安心して働ける、総合職のようにローテーションで部署が変わるよりひとつの仕事(部署)に専念出来る、パワハラ上司が居ないという事だったので、転職後、これらが全て叶ったので、私的には成功だと思っています。

総合職から事務職に転職して良かったこと

転職して良かったことは本当に沢山あるのですが、絞って4点あげていきます。

1.辞めたいと思いながら働くことが無くなった✅

転職して1年が経ちましたが、辞めたいと思ったことは1度もなく、胃がキリキリすることもなくなり、仕事=我慢という考えがなくなり、とても生き生きと業務をする事が出来ています。
今の上司は仏のように優しく、「生産性が低い」なんて言葉を浴びせられることはもちろん無く、「仕事早いね!」「いつも助かってるよ」そう言って貰えることがやりがいに繋がっています。
探せばいい会社ってあるんだなと、改めて実感している毎日です。

2.定時で帰れる✅

私自身、前職の残業についてはそれ程不満に思ったこともなかったのですが、現職が基本定時で帰れるので、この生活に慣れてしまうともう21時まで毎日のように残業していたあの日々にはもう戻れないです。
前職時代は、21:30頃に帰宅して、翌朝は6:30起きなので睡眠時間を考えると夜ご飯を丁寧に作る時間の捻出が難しく、素うどんやお茶漬けなど、簡単かつ胃に優しい食事ばかり摂るようになっていました。
今は残業することが無いので、帰りにスーパーに寄って食材を買う楽しみも増え、夜ご飯=胃に流し込むものだったのが、美味しくごはんを作りたいとまで思うようになりました。

3.フレックスが神すぎる✅

前職はフレックスはおろか在宅勤務すらNGな、時代錯誤の会社だったので、フレックス?何それ?状態だったのですが、現職はフレックス(コアタイムあり)制度があるので、非常に助けられています。
フレックスのおかげで、歯医者に寄ってから出社したり、早めに上がってネイルサロンに行ったり、脱毛に行ったりが出来るようになりました。今までは全て土日に詰め込んでいたメンテナンス系の予定を、平日の朝や夕方に組み込めるようになったので、土日がメンテナンス系の予定で潰れることがなくなり非常に助かっています。
私はまだ子供がいないのですが、お子さんがいる方だと、とくに急な発熱で病院に連れていかないといけないことも多くあると思うので、フレックス無しではもはや働けないくらいに活用されています。
1度フレックスを体験してしまうと、フレックスなしの会社には勤められない気すらしてきます。
フレックス制度は本当に神なので、転職を検討中の方は、是非フレックスも視野に入れてみてください。世界が変わります🌏

4.少人数の職場の居心地の良さ✅

前職は100人前後がワンフロアに集まっていました。人の数だけ争いは生まれるし、気を使う場面も多くなるので、自分でも知らないうちにかなり疲弊していたのですが、現職は運良く数人程度のオフィスに配属になり、かつ全員優しいのでストレスが無くなりました。
そのうえ、在宅も気軽に取り入れられるのでHSP気質の私にとっては神のような職場です。
私がオフィスに出社してる時も、ほかのメンバーが在宅にしていて、1人出勤なんてことも良くあるので、のびのび働くことが出来ています🕊️

以上が、私が転職して良かったこと4点です☺️
総合職から事務職に転職することは私の中ではチャレンジだったのですが、こんなに沢山のメリットを得られて、本当に踏み出してよかったと思っています。

最後に

今回は、私の経験談が主な内容となりましたが、次回からは実際に第二新卒転職に向けての実践的な内容を発信していく予定です📓
同じような境遇の方を少しでも後押ししたいと思い、この発信を始めましたが、まず私がどんな人なのかを知っていただきたかったので、今回はややヘビーな転職理由についても赤裸々に公開しました💦

第二新卒転職を検討されている方はぜひフォローいただけますと嬉しいです!!
また、こんな悩みに直面している、こんな内容の記事が見たいなどのリクエストがありましたらぜひコメントいただけますと幸いです🙇‍♀️

これから寒くなってくるので、暖かくして過ごしてください💫
またお会いしましょう。

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