「たすくま」というアプリは、ぼくをたすけるくまさんでした
Kindleの書籍に
「あなたの知らないApple Watch:これまで語られなかった小さな使い方」
という長いタイトルの本があります。
この本で知ったのが「たすくま」というアプリです。
この本によれば、Apple Watchとたすくまは最強のタスク管理法とのこと。
たすくまというアプリは、タスクシュートというタスク管理法を効率よく行うためのツールなのですが、このタスクシュートというのが一見すると
「そんな面倒なことムリムリムリ~!」
というような方法なのです。
詳しくは専門書籍
「なぜ、仕事が予定どおりにおわらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術」
などをお読みいただければと思いますが、ものすごく簡単に言うと、
やるべきすべてのタスクに時間見積もりを付ける
という手法です。
見積もり時間を積み上げることで、使える時間がいかに少ないかを可視化するわけですね。
可処分時間をより正確にするためには、朝起きてから
「歯を磨く」「顔を洗う」「トイレに行く」
などの細かなタスクまですべて見積もり時間を設定することになりますので、ちょっと考えただけで
「ムリムリムリ~!」
という気分になりますよね。
そこで、「たすくま」アプリの登場です。
たすくまでは、一度タスクを設定しておけば、あらかじめ決めておいた
リピート間隔に応じて毎日、毎週月曜日などでそのタスクが自動的に
表示されます。
最初こそ面倒ですが、使いながら育てていく内に、朝の時間帯はルーチンのタスクで60分絶対に取られるから、30分の仕事を組み入れたいなら、●●時には起床しなければ、というようなことが見えてくるわけです。
さて、このたすくまを導入して2ヶ月ぐらい、アプリの指示に従ってタスクを実行していくことで
「血圧を測る」
とか
「薬を飲む」
とか
「体重を測る」
とか
「今日の持ち物チェック」
とか
「筆記用具をローテーションする」
とか、
毎日繰り返すタスクが習慣化できました。
もう朝のルーチンは完全に習慣化できたな、と思い始めると、このたすくまの指示がちょっとうざったくなってきました。
で、
「もういいや!」
とたすくまを使うのをやめてみたんですよ。
そうしたら、けっこうどれかのタスクが抜け落ちてしまうんです。
薬を飲み忘れたり、血圧を測らなかったり、と新しめの習慣から抜け落ち始めます。
そして、だんだんと、そのタスクに気づいたけれど「今日はまあいいか」という感じでやらなくなっているのです。
むむむ~。
薬を飲む、なんていうシンプルなタスクでさえ、忘れてしまうことがある。
ましてや、忘れていないのに、やらないタスクさえ出てくる。
ここに及んで、たすくまの真の効用に気づきました。
「様々なルーチンが抜け落ちないようにすること」
とともに、
「時間管理をベースにタスクを遂行させる強制力」
が、たすくまにはあるんだ、ということなのです。
で、本日から、今一度、たすくまを再活用し始めました。
当然のことですが、一切のタスクが抜けなく完遂され、余裕を持って出勤することができました。
タスクシュート時間管理術とそれを支援するアプリ「たすくま」に、今日は感動した、というお話でした。