持たざるを得る

少し前に
コーチングというものを受けてきた。


コーチングとはそもそも何なのか。
思考の整理、みたいなものなのかな。


最初の問いかけで
「自分史上、最高の自分を想像してみて?」
「それはどんな自分?」


「広ーーーいおうちに住むとか、
たっくさんのお金を稼ぐとか…」


そんな風に問いかけられて、
びっくりして呆気にとられるほど


大きさや量、物質的なものに
全く興味が沸かないことに気づいた。


人生の終わりを想像してみたときに
それらはむしろどんどん手放していくもの。


結果、手放していくものをなぜ
時間を費やして
必死に得ようとするのかが分からない。


必要なものを必要な分だけ、
それが満たされていれば充分だと。


「自分史上、最高の自分」を挙げるならば


自分自身をとことん愛せた自分、
かもしれない。

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