暇と退屈の倫理学(第三章までの要約)
昔は生き延びるための時間で覆われていた、
しかし段々と文明が発展していくにつれて何でもしていい時間、
いわゆる暇な時間ができた。
現代には生きるために働かなくてといい時間に溢れている。
では、なぜ世の中の大人たちが忙しく働いているのかというのか?
それは退屈な時間をやり甲斐のある仕事に熱中して消費するためである。
このように今は浪費社会ではなく消費社会なのである。
退屈を無くすため、生産者によって作られた概念に金を払っている。
それが労働の世界にも適応されているのに過ぎない。
そとそも好きという感情はもしかしたら、生産者側に作られたものなのかもしれない。