上司に添削依頼をメールでする前に確認しよう!ポイント7つ
業務関連の文書の多くは必ず上司の目を通ります。企業内では、文書作成と上司チェックは切っても切り離すことはできず、誰しもが必ず経験します。しかし、初めて添削依頼をする時はとても緊張しますよね。上司に、初めて添削をメールで依頼する場合のポイント7つを紹介します。
1.上司に添削依頼をメールでする場合、基本的なマナーはどのようなものがありますか?
上司に添削依頼をメールで送る際の基本的なマナーとしては、以下の点が挙げられます。
①敬意を持って対応する
上司に対する敬意を忘れずに、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。例えば、「お忙しいところ恐縮ですが」や「よろしくお願い申し上げます」などの表現を用いると良いでしょう。
②明確な依頼をする
何を添削してほしいのか、どの部分に注目してほしいのかを明確に伝えることが大切です。具体的な依頼内容を書くことで、上司も添削の方向性を把握しやすくなります。
③期限を明記する
添削の期限を明記し、上司がスケジュールを調整しやすいようにしましょう。期限は、上司が他の業務と並行して添削作業を行えるように、余裕を持った日程に設定することが望ましいです。突然の緊急依頼は、上司のスケジュールを乱す可能性があるため、可能な限り避けるようにしましょう。
④事前の連絡
事前に口頭やメールで依頼の旨を伝えておくと良いでしょう。これにより、上司も心構えを持つことができます。また、突然の緊急依頼を避けることもできます。
※事前:提出日当日より前のことを指します。
⑤その他
文書完成後、すぐ提出するのではなく。一度、最初から自分の目で読み直した上で提出しましょう。誤字、脱字はできるだけ少なくすることが望ましいです。
2.上司に添削依頼をメールでする場合、件名はどのように書いたらよいですか?
件名は、メールの内容を一目で理解できるように、具体的かつ簡潔に書くことが重要です。例えば、「〇〇資料の添削依頼(期限:△△日)」といった形が適切です。これにより、上司はメールの内容を把握しやすくなり、優先度を判断しやすくなります。
3.上司に添削依頼をメールでする場合、本文はどのように書いたらいいですか?
本文では、以下の点を含めると良いでしょう。
①依頼の目的と内容
何のためにどのような資料を添削してほしいのかを具体的に書きます。例えば、「プレゼンテーションの資料を作成しましたが、メッセージの伝わりやすさに自信がないため、添削いただけますと幸いです」といった形です。
②期限
添削の期限を明記します。「添削の期限は△△日とさせていただきます」といった形で書くと良いでしょう。
③添削のポイント
特に見てほしいポイントがあれば、それを指定します。「特に、△△の部分についてご意見をいただけますと助かります」といった形で書くと良いでしょう。
4.上司に添削依頼をメールでする場合の例文はどのようなものがありますか?
以下に一例を示します。
【例文】
件名:〇〇資料の添削依頼(期限:△△日)
〇〇様
お疲れ様です。□□です。
添付した〇〇資料について、添削いただけますと幸いです。
特に、△△の部分についてご意見をいただけますと助かります。
添削の期限は▽▽日とさせていただきます。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
□□(自分の名前)
5.上司に添削依頼をメールでする場合、重点的に添削してもらうのはどのような部分ですか?
重点的に添削してもらう部分は、資料の目的や内容によります。例えば、プレゼンテーションのスライドであれば、メッセージの伝わりやすさや視覚的な要素に焦点を当てるとよいでしょう。また、レポートや論文の場合は、論理的な構成や表現の適切さに焦点を当てるとよいでしょう。誤字、脱字、てにをは、文字切れ、などの基礎的なことについての指摘はできるだけ受けないよう、心がけましょう。
6.上司に添削依頼をメールでした後、フィードバックがあった際はどのように返信したらよいですか?
フィードバックに対する返信では、上司の意見を尊重し、感謝の意、そして、修正を具体的にどのように役立てたかを示すことが大切です。今後、上司に添削を依頼した際に快く受けてもらうためには、このようなことが重要です。
7.上司に添削依頼をメールでした後、フィードバックがあった際の返信の例文はどのようなものがありますか?
以下に一例を示します。
【例文】
件名:Re: 〇〇資料の添削依頼(期限:△△日)
〇〇様
お疲れ様です。□□です。
先程は資料の添削、ありがとうございました。
△△の部分についてのご意見、特に参考になり、添付のように修正いたしました。
お忙しいところ、恐れ入りますが、引き続き、よろしくお願い申し上げます。
□□(自分の名前)
以上、上司に添削依頼をメールで送る際のポイントをまとめました。これらのポイントを押さえて、スムーズなコミュニケーションを心掛けましょう。また、上司の前に、他者の目で添削を受け安心して上司に提出したいという方は、一般社団法人文章添削士協会にてご相談を受け付けております。ビジネス文書作成経験豊富なプロの添削士が、資料の添削を行い、より高品質なアウトプットを目指すお手伝いをいたします。詳細はウェブサイトをご覧ください。
※一般社団法人文章添削士協会 添削士依頼→https://tensakudo.com/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?