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人と違うこと、挑戦することが笑われるこの世界で『えんとつ町のプペル』
人と違うこと、挑戦することが笑われるこの世界で夢を追うことは難しい。西野亮廣さんの絵本『えんとつ町のプペル』は、そんな世の中と諦めず夢を追うことの希望を伝えてくれます。なんと現在無料で前編公開中!読むしか無いでしょ!
■人と違うこと、挑戦することが笑われるこの世界
「意識高い」って言われたくない言葉ランキングの上位だったりする。
その言葉の本当の意味ってなんだろう。意識ってどんな定義だ?意識って高い低いで測られるものなのか?とにかく嘲笑っぽい雰囲気だけは感じてしまう。
なんとなく、「他者と違うこんなことに興味があるわたし!」アピールしているSNSの発信をみると、一種の気持ち悪さを感じる気持ちはわかる。
頑張っているアピールってダサい。ましてやそれが失敗しようものなら、冷めた視線を送り、「ほらいわんこっちゃない」と笑う。
それが僕らの生きる社会の側面であるのは間違いないと思う。
だが、それに怯えて挑戦しない人生は嫌だ。
夢や挑戦を笑われるこの世界であえて挑戦をしよう。
単なる逆張りじゃない。インターネットや、そこから生まれたSNSが僕らを後押ししてくれる。
この時代は腹をくくった僕たち挑戦者の時代だ。
■『えんとつ町のプペル』が僕らに教えてくれること
工業地帯。煙に覆われた空。そんなある街がこの物語の舞台だ。
主人公のプペルは空を駆ける配達屋が落とした誰かの心臓から生まれたゴミ人間。
ハロウィンに生まれた彼をおもしろがり、最初こそ町のこどもたちは遊んでいたが、その姿が仮想でないと知るやいなや手のひらを返し罵声を浴びせる。
そんな中できた唯一の友達がルビッチ。本作のもうひとりの主人公だ。彼の父親は、恐れられている海に出たっきり帰らない。町の住民は彼を自業自得だと言う。
この物語は単なる彼らの友情の物語か?いや違う。
絵本だからといって子どもたちだけに向けた物語か?それも違う。
夢や目標を追い求める僕らにこそ、この物語はある。
まさに物語に出てくる町は現代の縮図だ。星が見えないこの町で、プペルという仲間と自分の夢を信じ抜くのはルビッチだ。
僕らは果たして信じきれているだろうか。その他の住民のように、冷めた目線で挑戦者をあざ笑っていないだろうか。
そして今は目の前に見えない星に向かって努力し続けることが出来ているだろうか。
ハロウィンは元々は収穫祭で、秋と冬を分ける行事だった。夢を追い続けるのは時に厳しい。寒い冬を1人で乗り越えるのは、時に辛い。
そんな時には『プペル』を呼んでみよう。そこには僕らの心を温めてくれる美しい絵と、物語があるはず。
■今回の放送
夢を語る起業家のたくやと、若手アントレプレナーのしゅーにー、映画バカ金融マンのりんさん、20代中盤の3人で音声コンテンツ「天才に打ち勝つ凡人の小噺」をHimalaya、Radiotalkにて配信中。