私と合成音声と作曲の話



UTAUとの出会い


ボカロ・UTAUと出会ったのが2013年春のこと。
ボカロの存在を知ってはいたが、ボカロ曲というものを聞いたことがなかったある日、なんとなく元気が出るボカロ曲のおすすめを調べたのが事の始まり。
OSTER projectさんの雨のちSweet*dropsとKEI(ハヤシケイ)さんのユートピアを死ぬほどリピートしていた。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm6983288

同時期にボーカロイドと同じようなことができるソフトとしてUTAUを知り、しばらく重音テトを使ってカバーをして遊んでいた。
ニコニコにいくつか当時の動画が残っている。


UTAU獣人という存在を知る

きっかけは2015年にプレイした「漏れなつ。」曲に歌詞をつけて歌わせた動画。厳密には歌詞をつけたのは投稿者ではないそうだが。

ここで宵音バロッカと虎牙音おゆぽ、茂名歌ころなどの推しに出会う。
最初はたくさんあるカバーを聞いていたが、やがてオリジナルが物足りないことに気づく。

曲を作り始める


推しが歌うオリジナル曲がないなら自分が作るしかないなと見様見真似どころではない我流で作詞作曲を開始。
記念すべき第一作がこちら。

このときは大きな反響はなかったが、第二作のこれが伸びたことに味をしめ、すっかり生活の一部となった。


熱が冷める


2019~2022年くらいまで作詞作曲もカバーも新しくしようという気持ちにならない期間があった。
自分が何をやっても見てる人ほとんどいないしなあとふてくされていたのだ。

出会い再び


再び転機が訪れたのは2023年6月頃。天唱ほたると出会った。

癖がなくてなんでも歌ってくれそうな感じが良く、UTALOADERの存在もあり久しぶりにカバーを作ろうという気にさせてくれた。
ほたるになにか歌わせると声の人が必ず捕捉して感想を熱弁してくれることでだんだんとカバーや作詞作曲の意欲が湧いてくるようになった。
同年に無色透名祭IIが開催され、お盆休みの帰省が実家の家族のコロナでキャンセルになったためその期間で作ったのがこちら。

UTAU獣人という存在ごと「僕はここにいる ここに立っている」という気持ちで無色透名祭にぶつけた。

UTAUの声の人になりたい気持ちを思い出す

UTAU熱の再発とともにUTAU音源になりたいという気持ちも思い出した。
天唱ほたるに触発されて音源を作る人も身近にたくさんいて、自分も作ってみたいと思う気持ちは強くなる一方だった。
ここでリギル・ケンタウルスの声の人を募集していたことを思い出して応募。
この件は以前記事にまとめたので詳しくはこちらを参照。


現在


そして2024年10月現在。
UTAU熱を取り戻した私は再びカバーもオリジナルも作るようになった。
これがいつまで続くかわからないが、楽しめるときだけ楽しんで頑張ればいいと思うのであまり悲観はしていない。
今はUTAUが楽しい。それだけでいいと思う。

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