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私と放サモとタングリスニル先生

私と東京放課後サモナーズ(以下放サモ)とタングリスニル先生の出会いをまとめた記事。
放サモの魅力と始めるのに最適なタイミングの紹介もあるぞ。


放サモの存在を知る

放サモの存在自体はかねてより知っていた。
ホロケウカムイやモリタカのファンアートがよく出回っていたためである。
しかし当時の自分はせっかくのケモキャラ盛りだくさんの放サモをプレイしていなかった。
理由は簡単、ガチャゲーが大嫌いだったからである。お金を払って手に入るのがアイテムやキャラならともかく、ガチャを引く権利であるという部分がどうしても許せなかった。ここは今も変わっていない。
またスタミナ管理や期間限定イベントなど、とにかくプレイヤーを縛る要素が多いのはFEHで経験済みだった。そのあたりがとことん苦手でFEHを引退した自分には続かないだろうと予想していたのである。

放サモが2周年を迎える

そんなとき、どこで聞いたかは忘れてしまったが、放サモがサービス開始から2周年を迎えるので特別ログボを始めるという話を聞きつけた。
ここで心が揺れ始める。どうせ始めるなら特別ログボと同時に始めて少しでも楽したほうがいい。しかしガチャもスタミナ管理も面倒だ。しかしホロケウカムイなど見た目が好みのキャラが複数いる。
悩んだ末に、「合わなかったらやめればいいだけだし」と自分に言い聞かせてついに放サモをインストールした。
序盤は正直楽しくなかった。1章でアカオニと両副担任の股間に辟易し、2章のシナリオは新宿崩壊まではよくある主人公無双ものみたいだったし、素材不足でろくに育成が進まない。当時強強のフレンドになってくれる方がいなかったらメインシナリオのバトルにも時間がかかり、余計にイライラをつのらせていただろう。

クリスマス競争曲が発表される

そうこうしているうちに2018年の新規クリスマスイベントが発表された。そう、「池袋クリスマス競争曲 ~雷鳴は聖夜に轟く~」である。
新規キャラとしてタングリスニルが実装された。見た目も声も最高に好みだ。これは引くしかない。
石を稼ぐためにフリークエストを制覇し本編を進めまくってはガチャを回し、☆5のほうを無事に引き当てた。
初めての☆5があなたで良かった、タングリスニル先生。

放サモにハマる

クリスマス競争曲の魅力はなにもタングリスニル先生が主役であるというところだけではない。
話の作りが非常にうまいことに気づいたのである。
例えばタングリスニル先生が神器を発動できなくなっていた原因を同じタイミングで限定化したポルックスが「あんたにも片割れがいたんじゃないのか」とヒントを出すシーン。
原典ではタングリスニルにはタングニョースト、ポルックスにはカストールという片割れがいたそうなのだが、それをうまく活かしている。
他にも、たくさんのキャラが一時の幸せを噛み締めている。
エピローグでルキフゲが子どもにクッキーを渡して「普段は毒でしかない自分もだれかを笑顔にできたのだ」と喜ぶシーンは最たる例だろう。
また、石を稼ぐためにフレンドゴリ押しで進めていた本編も4章に差し掛かり、マリアとジブリールが互いにできないことを互いが補い合う関係にあることを語ったり、「マリア」が最期にマリアという名前まで差し出したことであったり、「マリア」の生き様を本作のマリアが引き継いでいることであったり、本作における「アプリ」ゲームの本質が多数決による神話の代理戦争であることが明かされたり。
私が放サモをやるなら4章クリアまでは頑張ってほしいとことあるごとに繰り返しているのはこれらのシーンが4章に詰まっており、一気に本編が面白くなるからである。
プレイ開始当初復刻されていた見習いサンタの贈り物でも最後にジェド校長から「君の幸せを願った者がいることを、クリスマスだけでも思い出しておくれ」とプレイヤーに語りかけてきたことで号泣した。そんなこと家族ですら言ってくれなかった。
それらは2019年以降もずっと続いており、放サモの根底にある人類愛に何度感動したかわからない。
「『あなたはいてもいい、いてはいけない』と決めることは誰にもできません。」
「だって、あなたはもうここにいるのだから。」
4章中盤に言われたマリアのこの言葉をずっと噛み締めている。

放サモを始めるのに最適なタイミングとは

さて、先の段落を読んでいただいた方はもう放サモをプレイしたくて仕方なくなってきたことだろう。
しかしこのゲーム、良くも悪くも育成素材集めをイベント交換に頼りっきりなのである。
放サモを始めるのに最適なタイミングはいくつかあるが、そのうち2つを紹介する。

1.周年記念イベント
恒常☆4を交換により一定数確実に入手できる他、特別ログボ、新規クリスマスイベント、新春イベント、バレンタインイベントが立て続けにやってくるのでここまでやれば素材不足に困ることはほとんどなくなるはず。

2.夏イベント
ピックアップの新規キャラと限定キャラの他、水着スキン所持キャラと全ARに交換用アイテムのドロップボーナスがつくのが恒例となっているため、ボーナスキャラで編成を固めるのが容易。
この記事を書いている2024/7/24現在がまさに夏イベント1の最中であるため、興味があれば今すぐにでもアカウントを作ることをおすすめする。

ところでタングリスニル先生のどこが好きなのかまったく書いていないことに気づいたので、いつものプレゼンテーションでお茶を濁すことにする。


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