【遊戯王】Wadjet eye【デッキ紹介】
あけましておめでとうございます。
TenRockと申します。
2023年はオフ会へ参加するようになり、遊戯王を通して沢山の方とお知り合いになることができた素敵な年でした。
これもひとえに優しく楽しく接してくださった皆様のおかげです。
今年もオフ会に参加して交友を深めることができればと思いますので、これからもどうかよろしくお願いいたします。
堅苦しい挨拶はこれぐらいにして、本題のデッキ紹介に移ります。
◆デッキレシピ
とりあえずデッキレシピです。
コンセプト欄の最後にも載せているので覚える必要はないです。
ふーん、くらいに見てください。
◆今回の主役について
今回の主役は《トラミッド・スフィンクス》です。
数ある「スフィンクス」カードの中でも5本の指に入ると噂されるほどの実力者です。
《トラミッド・スフィンクス》は通常召喚できず、トラミッドカードの効果でのみ特殊召喚できるため、必然的に他のトラミッドカードが必要となります。
トラミッドというテーマに詳しくない方もいらっしゃると思いますので、ここで他のトラミッドカードを載せておきます。
モンスターカードの効果は覚えなくて大丈夫です。
読み飛ばしてください。
覚えても役に立つことはありません。
闇の時代と呼ばれた9期に登場したカードたちです。
面構えが違います。
モンスターの共通効果として相手ターンにトラミッドフィールド魔法を張り替えることができ、フィールド魔法は墓地へ送られた場合にトラミッドモンスターのサーチ、回収、特殊召喚ができます。
こうやって書くとモンスターと魔法がお互いにサポートし合っていて結構戦えそうにも見えますが、実際は展開力もサポート力も足りず、頑張って展開したところで出来ることが《古代遺跡の目覚め》での1枚破壊やただのスフィンクス召喚という残念なテーマでした。
しかし、そんなトラミッドにも5年の月日を経て最強の永続魔法カード《古代遺跡の静粛》が追加されていました。
《古代遺跡の静粛》はトラミッドカードのくせにトラミッド以外のフィールド魔法が置かれた場合にもサーチ効果を使用でき、自分・相手どちらのターンにも効果発動可能な素敵カードです。
このカードのおかげでデッキの方向性が決まりました。
デッキを考えるときにこのカードがなければトラミッドになんて手を出していませんでした。
◆コンセプト
①《古代遺跡の静粛》のサーチ効果を最大限活用するためにフィールド魔法を自分・相手ターンの両方で置くこと
②スフィンクスの打点を上昇させるためになるべく多くのフィールド魔法を使用すること(相手にスフィンクスを強いと思わせること)
③《古代遺跡の静粛》を引けない場合でも戦えるようにすること
シンプルですが上記3点を意識して作成しました。
(本当はこのコンセプトに絞るまで紆余曲折あったのですが、デッキ紹介するうえで冗長なので割愛します)
まずは相手ターンにフィールド魔法を置く方法について。
メタバースなどでもいいのですが、せっかくなら自分ターンに展開した流れで相手ターンに動きたかったので今回は「魔界劇団」を採用しました。
正直なことを言えばずっと使いたいテーマだったので使いました。
デッキ作りなんてそんなものです。
つぎに魔界劇団に繋げつつフィールド魔法を使って展開する方法について。
これは展開例にも出しますが《ギガンティック・スプライト》を出せれば魔界劇団へ繋げられるため、フィールド魔法を使いながらランク2を組める「プランキッズ&アダマシア」、「マナドゥム」を採用しています。
こちらも使いたいテーマだったので使いました。
デッキ作りなんてそんなものです。
上記のテーマたちを使用することで自然とフィールド魔法が3枚程度墓地に溜まりますので、ついでに《トラミッド・キングゴレム》、《トラミッド・クルーザー》、《トラミッド・フォートレス》の3枚を集めて《トラミッド・スフィンクス》を特殊召喚することで攻撃力は5000を超えるようになります。
本当は《古代遺跡の静粛》もサーチしたいのですが、現代遊戯王でも永続魔法のサーチは難しく、このデッキに合う方法が思いつかなかったため諦めました。
《古代遺跡の静粛》を引けたら強いし、引けなくても最低限戦えるようにすることで気持ちに折り合いをつけています。
デッキ作りなんてそんなものです。
※仇すれば通図で探しにいくことはできます
※解門からサーチもできますが初動が長くなるうえに余剰パワーで勝ってしまいそうだったので見送りました
そんなこんなで出来上がったのがこのデッキです。
◆展開例
1枚1枚の採用理由を書くとすごい文字数になってしまうので、展開例を2つ紹介して代替とさせていただきます。
《古代遺跡の静粛》を引けていれば追加でトラミッド魔法・罠のサーチもできます。
・プランキッズ展開
必要札:任意のプランキッズ1体
①プランキッズA NS ⇒ ミューLS ⇒ プランキッズB SS ⇒ バウワウLS ⇒ プランキッズC SS ⇒ ドゥードゥルLS ⇒ パルスSS & プランク サーチ ⇒ドゥードゥルでハウスと任意のプランキッズを回収 ⇒ ハウスでロックをサーチ ⇒ プランクでトークンSS
※プランキッズAorBをパルスにする必要あり
※パルスの効果でハウスを墓地へ送る
②パルスとトークンでアハシマLS ⇒ アハシマの効果で御影志士XS ⇒ 御影志士で魔救の探索者サーチ ⇒ 魔救の探索者SS ⇒ アハシマと魔救の探索者でギガンティックXS
③ギガンティックの効果でバイプレーヤーSS ⇒ ⇒バイプレーヤーとギガンティックでプロデューサーLS ⇒ プロデューサー効果でマドンナセッティング ⇒ マドンナでコミックリリーフをサーチ ⇒ コミックリリーフをセッティングしてバイプレーヤーをPS
④エンドフェイズにプランキッズモンスター3体をデッキへ戻して1枚ドロー
⑤相手ターンに相手モンスターの効果へチェーンしてファンタスティックシアターを置くことで無効化
この展開の強みは以下の通りです。
・すべてのプランキッズ1枚から動ける
・墓地に岩石族が溜まるため《古代遺跡の目覚め》を複数回使用できる
・フィールドに岩石族が残る
・ドロップ効果でマドンナのライフコストが相殺される。
・エンドフェイズに1枚ドローできる
・マナドゥム展開
必要札:《聖騎士と聖剣の巨城》+チューナー1体
①巨城の効果でアルトリウスSS ⇒ チューナーNS ⇒ トリロスークタSS & 効果でチューナー蘇生 ⇒ アムリターラSS & カラリウムサーチ
※チューナーがレボリューションの場合はエンシェントフェアリー経由
②カラリウムでミークサーチ ⇒ ミークSS ⇒ アムリターラの効果でミークを破壊してミークとカラリウムの効果発動 ⇒ ミーク2体SS
③ミーク2体でギガンティックをXSすればプランキッズ同様に魔界劇団ルート、すでに魔界劇団を使っていればプライムハートを出すなど状況によって選択可能。
(ライトハートを経由することでギガンティック&プライムハートも可能)
この展開の強みは以下の通りです。
・柔軟に着地点を選べるため中盤以降にも腐らない(初動以外にも使える)
・トラミッドがなくてもライフを削りに行けるパワーがある
・フィールド魔法を複数枚墓地に溜めることができる
・巨城だけで自分・相手ターンにフィールド魔法を置くことができる
展開例は以上です。
◆おまけ デッキ名について
デッキ名の理由を書いているだけなので興味のない方は読み飛ばしてください。
デッキ名としている「Wadjet eye(ウアジェト/ウジャトの目)」は、エジプト神話で登場するホルス神の左目のことです
(ちなみに右目はラーの目だそうです)
ウアジェトの目は戦いの中で一度失われますが、左目のみでエジプト全土を旅して知見を得た後に復活することから「全てを見通す知恵」や「癒し・修復・再生」の象徴(シンボル)であり、また、ホルス神が癒された目を父オシリス神に捧げたというエピソードから「供物」の象徴(シンボル)ともされるようです。
さらには守護神としての性質から、守護や魔除けの護符として用いられ、ミイラ(死者)に添えられることもあるらしいです。
・ホルス神:元々ホルスが入っていたこと
・左目(片目):魔界劇団が片目を隠したテーマであること
・エジプト全土を旅する:いろいろなフィールドを張り替えること
・供物の象徴:コミックリリーフやコーディネラルでモンスターを相手へ渡すこと
・守護、ミイラに添えられる:スフィンクスが主役であること
・遊戯王を象徴するアイコンであること
などの点からデッキ名としました。
◆最後に
こんな無名デュエリストのデッキ紹介を最後まで読んでいただきありがとうございます!
何か皆さんのデッキアイディアの種になるようなものがあれば幸いです。
個人的には魔界劇団を少ない枚数で使えていることが気に入っており、ダンディバイプレーヤーがその名のとおり名脇役を演じています。
(ギガンティック&マドンナの縛り中に出せる唯一の存在)
デッキのすべてを書いたわけではないので、気になる点などあればX(旧Twitter)で気軽に質問してください。
もしもデッキを評価してやってもいいなという方はニューロンの方で「いいね」を押してもらえると私の中の承認欲求モンスターが静まりますので大変助かります。
1人5回押せます。
6回目は絶対に押してはいけません。
最初の挨拶でも書きましたが、今年もちょくちょくオフ会に参加したいと思っていますので、気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。
デュエルする際はよろしくお願いします。
それでは。ありがとうございました。
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