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【届ける】
「子供は大人の言うことを
聞くのは得意じゃない。
だけど、真似をするのは抜群にうまい。」
これは、アメリカの小説家である
ジェームズ・ボールドウィンさんの
言葉です。
確かに、言われたことを100%守れる
子供はあまりいないように思いますが、
人の真似をしたがる子は多いですね。
子どもに何かを伝えたい、
教えたいときは、口で説明したり
言葉で伝えるのではなく、
実際に行動や姿を見せた方が
効果的なのかもしれませんね。
注意していることを何度も繰り返されると、
つい言葉で強く言ってしまったり、
怒り叱ってしまいがちですが、
「話を言い聞かせる」
のではなく、
「行動を真似させる」
方を意識した方が
円滑にいくんですね。
天理教では、おやさまが
「分からん子供が分からんのやない。
親の教えが届かんのや。
親の教えが、隅々まで届いたなら、
子どもの成人が分かるであろ。」
と、仰られておりますように、
分からない。聞かない。理解できない
相手が悪いのではなく、相手に、
分かるよう。聞けるよう。理解できるように
工夫することの大切さを
学ばせていただきました。
相手を無理やり変えようとするのではなく、
「どうすれば伝わるだろう?」
「どうすれば理解できるだろう?」
と、自分の伝え方やアプローチに焦点を当てて
相手に届くよう改善を重ねていきたいですね。