ひながたの大切さ
「親になって初めて親の苦労を知る。」
と、よく言われますが、
知識として知っていたり、見ただけでは
本当の苦労や相手の気持ちはわからず、
実際に同じ経験をしなければ
心の底から納得できないんですね。
自分自身、一人暮らしをしたことで
初めて家事の大変を痛感することもありました。
おやさまも、
「貧に落ち切らねば難儀なる者の味がわからん。」
と、仰られたように、
自身も同じ境遇に立ち、体験することで
相手の気持ちを理解し、共感できて
100%寄り添えるということですね。
おやさまのひながたも、
原典を学び、ただ知識として知っただけでは
本当の意味で理解したことにはならず、
そのご苦労や喜び、真意はわかりません。
おさしづに、
「ひながたの道を通らねば、
ひながたいらん。」
「道なら、通らねばならん。」
と、ありますように、
おやさまが陽気ぐらしへの ”道” を
お残しくださったからには、
その道を歩み通らせていただくことが
大切であり、
通ってこその道。
歩んでこその道。
であると教えていただきます。
ただ単に知識として身につけるだけでなく、
学んだ教えを実行し、経験し、体験して
神様の、おやさまのお心を心の底から
納得することが大切で、
自分自身、
この教祖140年祭の三年千日の旬に
教えを実践し、本当の御守護を理解し、
神様をつかめるような年祭活動に
したいと思わせていただきました。
神様を信じることはもちろん、
神様に信じてもらえるような
ようぼくを目指して、
日々、成人していきたいですね。