2022/11/28(月)

昨日は水曜日ぶりに、一度も病院から電話がかかってこなかった。

15:27、病院より着信あり。
Nドクター(女性)からの連絡だった。
無事橈骨手首側のプレート固定が完了したとのこと。
最初にレントゲン写真を見せていただいた際、素人目にみてかなり粉砕しているように見えたのだが、その粉砕した骨を集めて、足りない部分は人工骨を入れ、おおよその元の関節の形に戻せたそうだ。
ただし、関節を形取る軟骨が剥がれてしまっており、そこは修復不可能とのことだった。

また、手関節鏡の結果、小指側の靭帯が断裂していたそうだ。
「小指側を6cm開けて、断裂して離れてしまった靭帯を糸で骨の中へ引き込みました。」という説明を受けたのだが、今までのオペ内容で一番イメージができない内容だった。

そしてそこまで完了したところでCTを撮ると、粉々になった骨がいなくなったことにより、橈骨の上の舟状骨と、さらにその上の有頭骨も骨折していることが判明した。

明日背骨のオペが無事終わって本人の容体がよければ、翌日水曜日に左足踵骨のプレート固定オペ及び、手の2箇所をネジで固定するオペをやりたいとのこと。
踵の骨については、まだまだ腫れており2週間くらいはオペできないと思っていたのだが、Nドクター(女性)にその旨尋ねてみると「そうですね。腫れはだいぶ引いてきましたし、ちょうど2週間くらい経ちますしね。」と言われた。
カレンダーを確認すると、確かにオペ予定の水曜日の翌日が、事故からピッタリ2週間後だった。

なお、ここまで来ると、想定通り鎮静は切らずにオペをやり切ってしまうとのこと。
もちろん、長期間鎮静することによるリスクがあるのは承知しているが、これだけの多発外傷だとその痛みは凄まじいものだと容易に想像できる。
鎮静の間に全てのオペを終えてしまう方が、テラ夫本人にとっても楽なのは間違いないと思う。

オペに同意し、電話を切ってすぐにテラ夫母へLINEした。(15:44)
その後仕事を終え電車に乗ったところ、まだ未読だったので手の関節のイラスト(フリー素材)に、骨折箇所に印を入れた画像を追加で送信した。
テラ夫母も、「大きなオペばかりだから寝ている間に終わった方が安心だね。」と私と同意見だった。

17:57、上司NさんへiMessage。
連絡が遅くなったことから綴り、腹膜炎が落ち着いて木曜日に無事閉腹できたこと、金曜日から骨折のプレート固定オペが再開できて、まずは橈骨の肘側、そして今日橈骨の手首側のオペが完了したこと、明日脊椎のインプラント、明後日左足踵骨プレート固定と、右手のネジ固定のオペを予定しており、ここまでで一旦大きなオペが完了する予定であることをお伝えした。

上司Nさんより後遺症を心配する返信があったので、骨折した関節についてはどうしても可動域が狭まってしまうこと、特に右手については手の平をヒラヒラさせて上を向けたり下を向けたりという動作に制限があると思われること、また同じ箇所に痺れが残ると思われること、あとは本人のリハビリの頑張り次第であることを返信。

また、やはり10メートルも転落した人が無事元通りの生活ができるかどうかを想像するのは難しいだろうと思ったので、「会社携帯に送信して大丈夫なものかどうかわからないですが」と添えた上で、以前テラ夫母にも紹介したYouTubeのリンクを送信した。

上司Nさんより「こっちからも尻叩いてリハビリ頑張らせます。」と心強い返信をいただいた。
また12月以降の勤怠については、本社へ有休残日数を確認してまた連絡いただけるとのことだった。
入院給付金が61日目から出なくなることを考えると、欠勤(傷病手当)では生活が厳しくなる為、できる限り有休がたくさん残っていることを願った。

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