分かれ道には道標をおいてくれ
初めて幼稚園に行く日、小学校の友達とは別の中学校に行くことになる日、4年間通った大学を卒業する日。何かと分かれ道は心細いんです。
本当に突然ですが、私は乗り換えアプリの『…🚶…』と言う表示が大嫌い。これは場外乗り換えの表示ですが、場外乗り換えって基本的に上手くいかないですよね。私だけでしょうか?
だから私は、この表示を見たらすぐさま『〇〇駅構内 どうなってる』とかググってイメトレする。それくらいに忌々しい。
場外乗り換えが上手くいかないのはなぜだろうと、ちょっと考えてみた私。わかった。『駅構内を出た瞬間サインが無くなってしまう』からだ。きっとこれは場外乗り換えあるあるで、共感してくれる人も多いはず。(ですよね?)
なんとか無事に乗り換え出来るよう、ホームで電車を降りてから、天井に吊るされる『C3出口 → 』の標識を1つずつ必死に辿って来たのに。「なんとかC3出口から出れたぞ!」と同時に、私は「次どっちに行けばいいの」っていう状況にいつもいつも陥る。それは、そこまで道を示してくれた某鉄道会社のサインが一瞬で姿を消してしまうからだろう。本当にいつの間にかにいない。私はもう駅の外で立ち尽くすしかありません。(土地の管轄問題かも)
駅構内から出た瞬間にサインが無くなったという時、私たちが思うことは「どの道を行けば目的地に辿り着くのか?」です。この時私たちは必ず、2つ以上の選択肢を持ってしまっていて、それを自力では選べず迷子になってしまっている。要するに、この迷いの原因は『分岐場所にサインがない』と言うことなんです。もしあったとしても、私が見つけられなかったらそれはこの世に存在しないも同然です。
『分岐場所にサインがない』と言うことは、そこがどんなに栄えた場所であっても、私たちは広い大草原に放って置かれたというのと何ら変わりはない。サインを置けるところだけ置いて、あとはよろしくですって?なんてやつだ。大人の事情なのかもしれないですが、分かれ道は何かと心細いんです。ここにサインが欲しいんです。
追録 おやつは世界を救う。
It's a Sweet World. 甘いものがなきゃやってられない。今回のお供は『グミだよ。』。この日は事務所に1人で心細かったので、セブンイレブンで出会ったコイツをお招きすることに。この顔のせいか余計に心細くなった。