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14歳でイギリスに単身留学したら色々あったよ☆というお話 第11話

(第10話はこちら)

いよいよ最後の地、Cambridge

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3年に渡る長いハリーポッター生活を経て、当時18歳の私はついにたどり着きました。Cambridge。


いいんですよ。Cambridge。


もしかしたらあまり日本ではなじみがないのかも・・?名前は知っているけど、とか大学が有名な場所だよね?とかいう人が多いかと思います。

が。

正直思い出補正も大きいかと思いますが。いいとこいっぱいあるんですよ。


美しい街並み。

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美しいケム川。

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美しい大学。

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そして何より、山奥の学校から下山してきた自分にとってなによりもテンション上がったのは

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栄えている!!!!!



この時点ですでに3年以上留学生活が経過しているんですが、振り返ってみれば家と家の間が2キロくらい離れている田舎だったり、あの伝説の胸糞映画「MIST」ばりの濃霧が発生し、化け物が出てくるんじゃないかと不安になるくらいの山奥だったり、、、、やっと街での生活です!!


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(知らない人もあんまりいないと思いますが、観たことない人はぜひMIST観てみてください。胸糞なラストとわかってみてもやはり胸糞です。怖いもの見たさに是非)


そして、街とは別にもう一つ、、、今までの寮生活、最後の一年は個室だったとはいえ屋根裏部屋のような部屋でただただ延々と勉強し本を読みギターを弾く生活だったんですが、Cambridgeでは下宿!!(門限22時)

下宿ではご飯も食べれたんですが、ほぼ100%レンチンだったのでまあ食べたり食べなかったり。UKはレンチン文化がだいぶ根付いていて、下宿や寮に限らず一般家庭でも献立の中でレンチンが占める割合はだいぶ大きいんですが、この下宿ではほぼ毎日同じ種類のレンチンフードが食卓に並んでおり、まあそれは食べなくなりますよね。

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こういうやつ。イギリス行った際にはぜひ大型スーパー(Sainsbury'sとか)に立ち寄ってその豊富な品ぞろえをご覧ください。


そしてそして。部屋には、入学前に若干無理を言って導入してもらった・・・




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ネット環境!!!!



今みたいに光回線でガンガン早い速度ではなかったですが、十分でした。これで外界と繋がれる、それだけで十分でした。

振り返ってみるとそれまでの生活、なんて閉鎖的だったのでしょう。日本の情報なんて、先述しましたが、たまにかける国際電話、親が送ってくれた救援物資の中に紛れ込んでいた新聞、そして

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たまにいけるLONDONのJAPAN CENTREで購入した1冊600円くらいするジャンプ。(これ結構UK留学生あるあるだと思う・・・わかる人いたらうれしいです)


・・・くらいだったので、文明がいきなり発展し自分の生活環境は一転しましたとさ。



下宿のおやじ

下宿の管理人はトムさんという親父。もうだいぶ前なので顔の記憶もだいぶ朧気なのですが、記憶をさかのぼってみるとスタン・ハンセン似のおやじだったかと思います。

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ウィー


このトム親父とは、このケンブリッジでの1年間壮絶な争いを繰り広げ、最後はハグをして別れたのですが、それは後程。

あてがってもらった部屋は下宿の一階の広い角部屋。ほかの部屋の住民も全員同じ学校の生徒だったので、入学当初はそうでもなかったのですがだんだんとほかの生徒のたまり場と化し、とはいえ別にそんな嫌な気もなく、

あー、なんかやっと少し留学生ぽくなってきた!!

と俯瞰で思っていましたw


これ書いていて、もしかして下宿名でググったら写真出てくるかな?と思いググってみたところ








売りに出されていました





え・・・・・・・あの下宿は学校と提携していたはずだし・・・

そしてなによりトム親父は・・・・・?




・・・・・・・・・・・





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次にまいりましょう。



Cambridgeの学校に転校してきた理由

今、軽く過去のやつを読んでみて気が付いたのですが、なんでCambridgeに来たのか書いてないですねw

Cambridgeに来る前にいた学校はいわゆるUKではスタンダードな5年制。日本でいう中・高校です。

そう!

日本より一年少ないんですよ!!!

というのもですね、イギリスは、、、というかイギリスに限らずなんですが、海外では同じ学年が同じ年とは限らないんですよ。

5~18歳が義務教育に当たるんですが、学校自体は16歳まで行けばOK。残りの2年は学校行ってもいいし職業訓練受けてもいいし・・・みたいな。

こちらのブログの説明がわかりやすいので、興味ある方は是非ご覧ください。


ちなみに私のような14歳で単身渡英してきた、英語も全くダメなキッズの場合、よっぽどの親のごり押しとかがない以上、年下がメインの学年に編入する事が多いです。やはり英語がままならないのが大きな理由で、基礎から学ぶため、ということだと思いますが。


で、なぜCambridgeに来たかというと・・・・・

寮生活編でちょこっと触れた「GCSEのためにめちゃくちゃ勉強を頑張った」理由に繋がってくるんです・・・・


どうせなら引っ張りたいと思うので、次回

YOUはなにしにCambridgeへ






P.S イギリス留学一年目を支えてくれた親友Hちゃんが再び登場します!
(Hちゃんに関してはその③を読んでね)



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