感慨と散財
今年はあまり元気が無く、パワプロ2022のペナントをソフトバンク固定で500年回しながら、ギャンブル四兄弟のYouTubeを一生見て過ごしてしまっている。
4月から5月にかけて見たりしたものの抜粋
◇サラバ!!-西加奈子
4月の中旬、ベトナムはダナンに3泊5日の旅行に行っていた。
メインの目的はチャンスの時間でダイタクが打っていた高レートパチスロだったのだけど、ダナンはキチンと海沿いのリゾート地だったので、ビールを飲みながら沢山本を読む事が出来た。
サラバは定期的に読み返している、自分にとって1番大切な本で、また読み返す事が出来て良かった。
ガワの衰え、不調に狼狽し始めてからの主人公の描写が容赦無くて凄いし、恐ろしい。
最終盤、親友との再会自体は救いになっていなくて、お互いの心の距離の遠さに落ち込み、悲しみあうことで初めて復調のきっかけを得られるところが、とても素敵だと思った。
西加奈子はシビアな描写だけで十分面白いのに、文章の途中途中で明らかにお笑いを挟んできていて、それがしっかり面白いのも凄い。ツッコミのワードでウケに来てる。
キャラの立ったボケに面白いことをさせてツッコミで掻っ攫っていく構造なので、オードリー若林正恭、ママタルト檜原洋平らと同じ手口だと思う。
・旅行代もそこそこしたし、合計6万負けた。ダルすぎる。
◇FC東京vsアルビレックス新潟(4/29)
指定席を譲ってもらったので、いつもとは違う場所で1人で観に行った。
新潟の伊藤涼太郎が飛び抜けて良い選手で、東京はいつにも増してチグハグだった。
東京は昨年よりもやりたいサッカーが少しずつ見え始めてきているのだけど、噛み合ったところで今のメンツだと別に大して強くも無さそうなのが、結構絶望的だなと思う。
それにしても、開幕前に「今年もマリノスと川崎がチーム力では抜けているけど、東京も狙える位置にいる。名古屋も別にしゃばいし神戸なんて尚更カス」と豪語していたので、今かなり情けない。
◇RIZIN.41
平本蓮のTwitterが面白かったので、総合格闘技の配信を初めて買って通しで見た。平本蓮はかなり面白いし、まじの馬鹿しかコケにしないのがズルくて良い。
格闘技はとても面白い!個人的にスポーツの1番面白い部分だと思っている「駆け引き」が常にわかりやすく行われているのが良かった。
いつか現地に行ってみたい。
・この近辺で一晩で10万円使ってしまう事故が起きた。良くない。
◇ エンディングでみんなボケ過ぎてきしたかの高野の喉爆発ライブ(5/3)
オープニングとエンディングはお笑いと言うよりか高野さんへの嫌がらせで、ずっと最悪だけど面白いのが凄かった。最後の最後の、高野さん独白の30分間、凄まじかった。
サツマカワとガクヅケ木田は凄い。牛女しらすのSWAT、また出会いたい。
ネタはトップバッターの村田大樹が異常に面白かった。俺は面白いフレーズをぶん投げてくるお笑いが好きだ。
◇ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
1番好きなmarvelシリーズの完結編。
かなり好きなので、恐る恐る観た。とても、とても感動した。
自分を真に受け入れると言うことは、グロテスクだけど重要なミッションだ。
最高!ずっと泣きながら見ていた。ガーディアンズよ永遠に。
◇ 行列の先頭46 inTOKYO DOME CITY HALL(5/18)
遂に爆笑問題を生で見ることが出来た。
爆笑問題は遠目から見てもどの組よりも小さく、太田さんは極端に猫背で、誰よりも格好良かった。
この人達の話はちゃんと聞かなきゃいけない、と本能的に感じさせるような、説得力のあるフォルムを2人ともしていた。ネタもとても面白くて、嬉しかった。
会場の隣の東京ドームでは斎藤飛鳥の卒業ライブが行われていたので、その日の水道橋駅近辺は、お笑いとアイドルのオタクが入り混じって寿司詰めで帰宅する地獄絵図と化していた。
◇鹿島アントラーズvsFC東京(5/20)
カシマスタジアムまで初めて遠征した。
試合前のVTRで「鹿島は30年間の歴史の中で誰よりも負けて悔しい思いをしてきた」的な煽りを見せられて、趣味が悪すぎて本気で嫌になってしまった。ださ過ぎる。マジで大嫌いだぜ。
試合はまあ負けなくて良かった。
鹿島は遠いので父親と2人で高速バスで帰った。28歳と58歳が2時間半、隣の席で仲良くバス移動。皮肉じゃなく、なんか結構良い人生だなと思った。
・この翌日の飲み会でサングラスが叩き割れていた。最悪。
◇MAKTAB-JJJ
めちゃくちゃかっこいいアルバムだった。
JJJのfeat.カンパネラ楽曲が大好きなので、2曲も入っていてありがたい。
◇FINE LINE-パソコン音楽クラブ
めちゃくちゃかっこいいアルバム2。
特に5曲目がとびきり明るくて、1週間ほどずっと聴いていた。
5月はスピッツもアルバムを出してくれたので、音楽には困らない月だった。
◇ THE FIRST MARCHAN GOMENNE(5/29)
ママタルトの単独ライブを久しぶりにに観に行った。
ママタルトは本当に、面白すぎる。
思えば初めて観に行ったお笑いライブが、2年前のママタルト第2回単独ライブだった。それ以来、自分にとって大事な趣味になっている。
大食いトーナメントのネタの面白さを信じて、チケットを取って良かった。
振り返るとまあまあ元気だし、普通に破産する。
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